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日銀買いを意識して売り難く、持ち高調整で指数だけが堅調

ZUU online 8/18(木) 8:10配信

昨日は台風一過となったのですが、もうすでに雨に降られてしまいました。雨の割には気温が高く非常に蒸し暑くなっています。株式市場も昨日は堅調となったのですが、すっきりとしない展開で日銀のETF買いばかりを気にしてしまって動けなくなっている感じです。

下がるものであれば、売りたい人に売らせた方が相場としてはやりやすいのですが、変に日銀に対する期待が強いのでやり難い相場となっています。参加者が少ないなかでファンド筋か何かの持ち高調整の売り買いも出ているようで、日本株撤退ということになればさらに参加者が少なくなってどーでもいいことで乱高下することもあるかもしれません。いずれにしても目先のことにとらわれず、しっかりと「投資」をしていけば良いということでしょう。

米国株は堅調となりましたが、夜間取引の日経平均先物が売られていたことや為替も円高気味ということもあり、本日の日本市場は冴えない展開になりそうです。昨日も日銀が実際には買っていないにもかかわらず、日銀買い期待から堅調となったように、日銀買いを意識して売り難さは見られそうです。ただ、一方で上値を買う材料もなく、底堅さは見られるのでしょうが、冴えない展開になりそうです。

引き続き16,500円~600円水準を下値、17,000円を意識するところが上値という水準での動きとなりそうです。売り叩くには日銀買いが気になり、上値を買うだけの材料はないという感じです。外国人とみられる持ち高調整の売り買いが出ているようで、指数だけが堅調という展開になりそうです。

■本日の投資戦略

昨日の日本市場も結局は日銀の買いは見られなかったのですが、日銀買いを期待して売り難いところで、先物にちょっとした買いが入ると買い戻しを急ぐことになるという感じでした。本日も同じような展開になるものと思われ、下値を試すところから始まってあとは日銀次第という感じなのでしょう。個別の対処をしなければならないということにんなるのでしょう。

昨日も午後に一瞬円が売られる場面がありましたが、それを見ていると昨年の8月、というよりは9月に見られたような「持ち高調整の売り」が出ている可能性はありそうです。「売り」というよりは「売り買い」ということで、昨年来大きく買われていた食品株や花王 <4452> などが売られ、売られていた商社株や金融株が買われているということですから、米利上げを懸念してか、中国株にシフトするためなのかはわかりませんが、大きなファンドか何かが日本株の持ち高を減らしているのかもしれません。

清水 洋介(しみず ようすけ)
証券経済アナリスト。大和証券、ソシエテジェネラル証券、マネックス証券を経て投資情報サービス会社「ピクシスリサーチ」を設立 (現・アルゴナビス)、「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。メールマガジンも配信中。

※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。

最終更新:8/18(木) 8:10

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