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聖光8強 東邦(愛知)に5-2 4強懸け18日北海(南北海道)戦 夏の甲子園

福島民報 8/18(木) 9:26配信

 第98回全国高校野球選手権大会第11日は17日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で3回戦4試合を行った。10年連続13度目の出場で福島県代表の聖光学院は東邦(愛知)を5-2で下し、2年ぶりに8強に駒を進めた。聖光学院は春夏通算20勝目。東北勢で唯一、ベスト8入りした。次戦は大会第12日の18日、準々決勝第3試合(午後1時開始予定)で4強を懸けて北海(南北海道)と対戦する。
 聖光学院は福島大会も含めて初登板の鈴木駿輔投手(3年)が好投した。最速142キロの力のある直球と、打者のタイミングを外すチェンジアップを軸に凡打の山を築いた。強打の東邦打線に最後まで的を絞らせず、2失点で完投した。「チームで今、一番勢いのある投手」と評して起用した斎藤智也監督の期待に応えた。
 鈴木投手の好投を後押しするように打線が奮起した。一回、先頭打者で主将の松本康希選手(3年)が左前打で出塁。盗塁と暴投での進塁で好機を広げると、加納皐選手(3年)が右前適時打を放ち、先制した。
 二回に犠飛で同点に追い付かれたが、変化球の見極めなど徹底した対策を講じたプロ注目右腕の藤嶋健人投手(3年)らを攻略した。五回に小泉徹平選手(2年)の右犠飛で勝ち越し、六回には西川将也選手(3年)の右越え適時二塁打と瀬川航騎選手(2年)の中前適時打で2点を追加した。七回にも代打で出場した磯辺伶也選手(3年)の右前適時二塁打で1点をもぎ取った。
 7安打の東邦に対し、聖光学院は二桁の13安打を放った。一度もリードを許さず、終始、優位に試合を進めた。本来は外野手の鈴木投手を先発で起用したほか、初戦のクラーク(北北海道)戦から打順を組み替えるなどした斎藤監督の采配も的中した。
 試合後、松本選手らと固い握手を交わして喜びを分かち合った斎藤監督は「全員でつかんだ1勝」と強調し、「挑戦者として臆することなく戦った」とナインをねぎらった。

福島民報社

最終更新:8/18(木) 11:23

福島民報