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<春風亭ぴっかり☆>「落語のお客さん増やしたい」 女性落語家の挑戦

まんたんウェブ 8月18日(木)15時1分配信

 女性の落語家は、まだまだ男性に比べて少数だが、確実に増えてきた。「女性だから」ともてはやされる時代から、いずれ実力が問われる競争の時代へと変わっていく。春風亭ぴっかり☆さんは、春風亭小朝さんに入門してまだ10年の若手だ。昨年に続き、東京、大阪、名古屋の3大都市で落語会「ぴっかり☆夏祭り!」を開催中だ。若手としては異例の落語ツアーに挑むぴっかり☆さんに聞いた。

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 ぴっかり☆さんは、東京の落語会では「師匠」と呼ばれる「真打ち」を目指す若手「二ツ目」の一人。落語ツアーは2回目だが、3大都市に加え、松山でも会を開く。スペシャルゲストとして、いわばライバルでもある同世代の女流芸人を迎えた。

 なぜ、この会を企画したのか。「やっぱり落語家が一人で出て行くのは難しいです。女性パワーを見せつけたいと思いました。女流芸人もそれぞれ個性があって、それをお客様がチョイスできる時代になりました。今回は、いろんなタイプの方に出演をお願いしました」と語る。

 師匠の小朝さんは2003年、落語界を活性化しようと「六人の会」を結成した。声をかけたのは、笑福亭鶴瓶さんを筆頭に、林家正蔵(当時はこぶ平)さん、笑点の司会で注目の春風亭昇太さん、立川志の輔さん、柳家花緑さんという、現在の落語界の中心で活躍している落語家ばかり。これが「落語ブーム」と呼ばれ、今の人気にもつながっている。弟子は師匠の後を追うかのように、企画力を駆使して、落語を知らない人に聞いてほしいと願っている。

 師匠、小朝さんの存在は「師匠は、分かりやすく言えば、憧れの先輩です。私が中学生だとしたら、私とは世界が違う高校生の先輩で、ずっと憧れが続いているんです。今でも、毎日、師匠に会う時は緊張します」と表現する。

 そんな小朝さんの弟子に対する姿勢も変わってきたという。「師匠は『女流が増えてきたから特別感はもうない。君がこの風貌できちんとしたことをやらないと、何年後かにはいないから。地に足をつけなさい』とよく言われます」と話す。声のトーンなど、今まで小朝さんからオーケーだったところを矯正されるなど、「師匠のダメ出しは今までとは変わってきている。今は自分の落語の質を高めていきたい」とさらなる高みを目指す。

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最終更新:8月18日(木)15時1分

まんたんウェブ

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。