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【レスリング】五輪4連覇・伊調 国民栄誉賞だ!資格は文句なし

東スポWeb 8月18日(木)16時31分配信

【ブラジル・リオデジャネイロ17日(日本時間18日)発】レスリング女子58キロ級の伊調馨(32=ALSOK)が女子個人種目として史上初めて五輪4連覇の大偉業を達成。オリンピックで新たな歴史をつくったが、次なる焦点は“三度目の正直”で国民栄誉賞受賞なるかだ

 伊調が国民栄誉賞を受賞するかについては、前回2012年ロンドン五輪から話題になった。ロンドンでは伊調と吉田沙保里(33)が3連覇達成。ただ、柔道で五輪3連覇を成し遂げた野村忠宏氏(41)は受賞していないため、整合性をどうつけるかが問題に。結局、同年9月の世界選手権制覇で五輪を含めて13年連続世界一となり、アレクサンダー・カレリン氏(48=ロシア)の記録を超えた吉田に国民栄誉賞が授与され、伊調の受賞は見送られた。

 昨年9月の世界選手権では、その伊調も13年連続世界一を達成。これで伊調もカレリン超えで“有資格者”になった…と見られたが、この際にも受賞はなかった。

 ただ、今回は前人未到の大偉業。国民栄誉賞が時の内閣総理大臣のさじ加減によって決められるとはいえ、さすがにこの歴史的な大偉業を無視するわけにはいかないだろう。実際、日本レスリング協会幹部は「関係各所に働きかけをすることになる。ぜひ、ご検討いただきたい」と明言している。

 内閣府は国民栄誉賞について「その方のご実績とタイミングが大きい。国民栄誉賞が出ないから盛り上がっていないというわけではもちろんありませんが、国民的な盛り上がりが大きな材料になります。官邸の判断なので、事務方としてはこれ以上申し上げられません」と本紙にコメント。

 ロサンゼルス五輪レスリング代表、元プロレスラーで安倍内閣の一員だった馳浩氏(55)が文部科学相を退任したのは痛手ではあるものの、機は熟している。伊調の国民栄誉賞受賞の可能性がぐっと高まったと言えよう。

最終更新:8月18日(木)17時43分

東スポWeb