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山口茜惜敗、小椋に声かけられ涙 リオ五輪バド女子単準々決勝

福井新聞ONLINE 8月18日(木)8時21分配信

 勝てば4強入りしメダルに近づく一戦。日本人同士の対決で、山口茜(19)=福井県立勝山高出身、再春館製薬所=はあと一歩及ばなかった。リオデジャネイロ五輪は日本時間17日午前、バドミントン女子シングルスの決勝トーナメント準々決勝が行われた。世界ランキング12位の山口は世界6位の奥原希望(21)=日本ユニシス=に1―2で敗れた。

 これまで6戦未勝利の相手。「いつもはラリーで我慢比べというふうになるが、きょうは最初から自分が決めにいくつもりでトップスピードでやった」と山口は戦い方を変えた。

 第1ゲーム序盤から積極的に強打で攻めた。奥原のバックハンド側を徹底的に狙い、甘い返球をフォア側に打ち返した。前半11―8で折り返し、その後もリードを広げて21―11で先取した。

 第2ゲームはフォア側への配球を増やして先行するが、奥原に対応され前半は7―11。そのまま逃げ切られ17―21で失った。第3ゲームは体力を消耗した山口の足が止まり、ミスも目立ち10―21。対奥原初勝利はお預けとなり、メダル獲得の夢はついえた。

 初出場の五輪を、山口は「予選リーグは納得いかないものがあったが、決勝トーナメントは自分らしくやれた。この大舞台でもちゃんと楽しめた」と振り返った。

 「ほかの国際大会と同じ」と繰り返していた山口だが悔しさがこみ上げ、記者の取材中は涙をこらえている様子。元五輪選手の小椋久美子さんから声をかけられると涙があふれた。

福井新聞社

最終更新:8月18日(木)8時21分

福井新聞ONLINE