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サッカー矢島「リオ五輪経験をプレーで表現」 ファジアーノ岡山に合流

山陽新聞デジタル 8月18日(木)7時0分配信

 サッカー男子のリオデジャネイロ五輪日本代表MF矢島慎也がブラジルから帰国し、17日、ファジアーノ岡山の練習に約1カ月ぶりに合流した。スウェーデン戦で決勝ゴールを決めるなど活躍したものの、日本は1勝1分け1敗で1次リーグ敗退を喫した。初めて臨んだ五輪で何を感じたか聞いた。

 ―3試合を戦い終えた今の気持ちは。

 「目標にしていた舞台に立てたことは良かった。ただ、初戦のつまずきやミスもあって自分たちで終わらせてしまった大会のような感じがする。3試合目で得点できたのは良かったが、遅かった。あのチームでもっとサッカーがしたかったので、負けて悔しい気持ちは人一倍強い」

 ―世界とは差を感じたか。

 「やはりフィジカルに差がある。駆け引きなどもやっていかないと対等に渡り合えない。組織的、意図的に追い込んでも外国人は個の力ではがしにくる。圧倒的な差を感じたのは、ワンチャンスで決めてくるところ。多分、あそこ(五輪のピッチ)にいないと分からない」

 ―大会前には、ブラジルと国際親善試合もあった。

 「ブラジルのホームでネイマールと対峙(たいじ)するなんてなかなかない。『上には上がいる』というが、彼より上はいない。(世界トップ級を)肌で感じられたのは大きい。Jリーグにはいないし、Jリーグで何十年やってもあそこまで行けない。上のレベルでやりたいと思った」

 ―五輪で得たものを今後、どう生かすか。

 「五輪に出たからといって、急成長できるわけではない。自分が感じたことをいかにプレーで表現していくか、自分の意識次第だ。次は日本代表しかない。誰もが目指すところで自分もいきたいと思っている。ただ、現状、そこまでの力はない。こつこつやって、ここからはい上がっていく」

 ―五輪期間中、ファジアーノは3位に浮上。司令塔の復帰でJ1昇格へ再加速が期待される。

 「負けていないのはすごいが、まだ上位との対戦が多く残っている。そう簡単には勝たせてくれないだろう。昇格プレーオフ圏(3~6位)にしがみついていくことが大事。自分も出られるかどうか分からない。練習で一からやっていく。まずはコンディションを戻したい」

最終更新:8月18日(木)7時0分

山陽新聞デジタル