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木陰 涼んで、味わって

日本農業新聞 8月18日(木)7時0分配信

 植物で日よけをつくるグリーンカーテンの新たな素材として、熱帯果樹のパッションフルーツが注目を集めている。長崎県大村市の鈴田峠農園は苗木などのセットを販売し、普及を目指す。

 同農園は、特許取得した独自の網につる性植物をはわせた、筒状に巻いて移動できるグリーンカーテンを考案。害虫の被害が少なく成長が早いパッションフルーツを使って商品化し、2014年に売り出した。

 プランターに植えて網に沿って幅2.5メートル、高さ2メートルに育てた苗木を、肥料や栽培方法、栽培中のサポート込みで8万円で販売。カーテンとしてすぐに使うこともできる。また、例えば春に購入した場合、2カ月ほどで幅3メートル、長さ8メートルのさらに広い範囲で日よけができる。室内で冬越しすることで5年間使える。

 20年の東京五輪・パラリンピックで、マラソン競技のコースや競技場の日よけとして採用を目指す。年に2回、果実を収穫できる利点もあり、代表の當麻謙二さん(51)は「実のピューレを使ったケーキなどの加工品開発にも取り組みたい」と話す。(木村泰之)

日本農業新聞

最終更新:8月18日(木)7時0分

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