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「美しくもパワフルなクーペ」アウディ 新型「A5・S5」海外試乗レポート

オートックワン 8月18日(木)16時40分配信

クーペ独自の美しいフォルムで注目を集めた「アウディ A5」がフルモデルチェンジ

2007年にリリースされた初代Audi「A5クーペ」はかなり衝撃的であった。もちろん、それまでもA4セダンをベースにした「A4カブリオレ」というクルマは存在して、それなりに特別扱いされていたのは確かだ。当時中古車市場でなかなか価値が下がらなかったのを覚えている。

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だが、A5シリーズとなってからその特別さがさらに増した。

その理由はまさにデザイン。4ドアセダンとは異なるクーペ独特の美しいラインが完成されている。デザインを統括したのは和田 智氏。そのころアウディのシニアデザイナー兼クリエイティブディレクターで活躍していた。

新型A5クーペの特長は美とパワフルさを兼ね備えたデザイン

あれから9年。

今回ポルトガルで行われた新型A5クーペのプレゼンテーションもまたデザインがフューチャーされた。

全体的なイメージはキープコンセプトながら、フロントグリルを低い位置に構え、そこからキャビンまで膨らんだボンネットでつなげたことを熱く語る。彼らはそれをパワードームと呼ぶ。新型のアピールポイントだ。

また、サイドから眺めるとよくわかるが、ガラスエリアを少なくし、ボディパネルの面積を広くした。これもまた力強さを感じさせるもの。

要するに、今回のモデルチェンジのポイントは、パワフルなイメージを持つデザインといったところだ。

「S5」用V6 3リッターエンジンはターボとの組み合わせに変更

ポイントはまだある。エンジンだ。

じつは今回「S5クーペ」用に開発された3リッターV6は新エンジンとなる。これまでと同じ排気量なので一瞬わからないが、スーパーチャージャーからターボへと変わった。その理由はエンジン自体の軽量化。部品点数を減らし効率化を上げることを大命題とした。ボア×ストローク値はこれまでと同じでも800点ある部品の90%が新しいという。

過給機のツインスクロールターボは90度Vバンクの中に収まる。これはマニホールドを一体化するなどスペース効率の面でそうした。その意味ではボンネットを開けると新旧の違いはわかるかもしれない。新エンジンは見た目にも効率よく積まれている。

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最終更新:8月18日(木)16時40分

オートックワン