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力強さを感じるロシアのロボット展示会レポート

SENSORS 8/18(木) 16:00配信

IoT、ロボティクスのブームもあり世界的にロボットブームの勢いが凄まじい。ロシアでも一大ロボットブームが起こっている。
毎年秋に“Robotics Expo“が開催されるロシアで現在注目されているロボットを見る機会に恵まれた。

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ロシアのВДНХ(VDNKh ヴェーデーハー)大公園119.C2にて開催されていた「РОБО СТАДИОН(英:ROBO STATION、日本語:ロボステーション)」の様子を写真を中心に伝える。ロボットフォトギャラリーとしても楽しんでみてほしい。

モスクワ地下鉄グレーラインのVDNHh駅を降り立つと、VDNKh(ヴェーデーハー)大公園の中には全ロシア博覧センターをはじめ多くの博物館がある。偶然にも見えた表記が「РОБО」(英語:ROBOT)であった。

日本語観光ガイドで書いていない展示会だったので、これは新しい発見があると思い早速入場してみた。

エントランスから早速多くのロボットが出迎えてくれる。この記事では写真を多めにロボステーションの様子をお届けする。

【画像参照】
これはバスケットボールのシュートを競える目的でプログラムを動かしているロボットだ。このロボットのシュート決める確率は98%と非常に高く、シュートを打つ時の姿勢や角度が完璧である。隣にも人がシュートできるバスケットゴールがあり、ロボットと人でバスケットボールのシュート対決ができる、ロボット対人類がバスケットで競える。

【画像参照】
レゴブロック組み立てテーブルを前に、ロシアの子供たちは夢中になってレゴを組み立てていた。ロシアでは子供たちはレゴブロックが大好きで,おもちゃと言ったら「LEGO!」と答えるほど大人気だそうだ。

【画像参照】
このラボでは常に新しいロボットを作っているらしく、学生研究者が手作業で組み立てている様子も見ることができる。
オープンに作業風景を見せることによって、子供達にどうやってロボットが組み立てられているか、そして動くまでにプログラムや機構の微調整をどの様にやっているかを伝え、関心をもってもらうのが目的のようだ。


展示内にあったロボットは国籍や名前が不明であり、そのロボットが実在するかわからないモノも数点見受けられたが、この展示会のオリジナルかロシア国内のモノかもしれません。わからない分、期待が持てた。

ラボまで併設し、常に新しい展示物を自分たちで製作している姿にロシアのロボットに対する情熱を感じた。
日本では見たことも聞いたこともない名前や国籍が不明なロボットが多数あり、展示方法が大胆でロボットを触っても大丈夫でロボットと常に触れ合えるのはロシアらしい展示方法であった。

ロシアのロボットの展示を通して感じたことは、動きが激しい・外観が特徴的・力強い・五感で感じる事であった。この4つはロシアがロボットに対して注目している部分だろう。

現在日本は生活の中に介入するコミュニケーションロボットがロボットブームの一環を担っている。日本はロボットに対して、人間の代わりになる存在を求めているが、一方ロシアはロボットに対して機械的で力強く遊び要素がある存在であると見受けられた。それぞれの国でロボットに求めている事が違い、文化的背景も影響しているが非常に面白い。

ВДНХ(VDNKh )公園の展示は1日居ても見飽きない。

今回偶然にもロシアのロボット展示場の新しい場所を発見し開拓できてとても嬉しく思う。科学技術力の底力があるロシアのロボット事情は非常に面白く今後も目が離せない。


展示開催概要:
展示名 ROBOT STATION (ロシア語表記 РОБОТ СТАДИОН)

Webサイト
英語 http://robostation.moscow/eng/
ロシア語  http://робостанция.рф

開場時間:毎日 AM11-PM8,
展示場所:Prospekt Mira,119c2, VDNKh Moscow,Russia
入場料金:平日 大人550Pyo,子供390Pyo, 休日 100Pyo増し
最寄駅  モスクワ地下鉄・グレーライン ВДНХ(VDNKh )駅、
モノレール Vystavochny center


参考展示
Robot Expo 11/04-06http://robot-ex.ru/en



著者:木村 正子(きむら しょうこ)
エレキトリック・ライトニングアーティスト
青森県出身。日本大学工学部卒業 医療工学・無機水分析を学ぶ。 カワサキハロウィンにて優勝。日本一のハロウィニスト。 幼い頃から青森ねぶた祭りの光る武者人形に刺激を受けて、芸術・造形・特殊メイク・LEDを独学する。 現在、生体情報を光で表現する“メディカル・バイオ・ライトニング・アート“.構想・研究中。 サイドワークとして日本・世界各国のハッカー・メイカースペースを周り、現在世界10カ国90箇所のものづくりの現場を訪問中。
文中のライトニング制作チーム:Qxxy

最終更新:8/18(木) 16:00

SENSORS