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新日本電工、内部統制強化へ社内アンケート

鉄鋼新聞 8月18日(木)6時0分配信

 合金鉄最大手の新日本電工が、法令順守や安全・衛生の徹底、品質管理などを徹底するため、内部統制活動を強化中だ。昨年7月に本社の管理部門から独立した内部統制部を設定。今年は、同社としては初めて、社員らを対象に内部統制に関するアンケートを実施した。白須達朗社長は「アンケート結果を参考にしてグループ全体で認識を共有し、業務改善などにつなげていきたい」と話す。

 同社は2014年7月に旧住友金属工業系の合金鉄大手、中央電気工業(中電)と経営統合。現在は、中電が新日本電工の全額出資子会社の形をとるが、18年初頭には完全統合する予定。
 経営統合などを機に、企業行動指針や安全・衛生活動、法令順守などを徹底しようと内部統制活動を本格的にとり入れた。
 内部統制部の設置以降は関連する規定の見直しに加え、内部通報制度などを整備してきた。今年に入って実施したのが大規模な社内アンケート。中電を含めたグループの役員、社員、派遣・嘱託社員、パート・アルバイトなど約1100人を対象に実施した。
 アンケートの回答率は96%超。また自由記述欄を設けたところ、900件を超える意見が寄せられ、内部統制の取り組みに対する社員の関心の高さが分かったという。
 アンケート結果は、経営方針の参考にするとともに、グループ全体にフィードバックし、法令順守などの重要性をグループ全体で共有していく方針。

最終更新:8月18日(木)6時0分

鉄鋼新聞