ここから本文です

リオ五輪11日目=ボクシングで金メダル=繰り返せるかカヌーの銀=8年前の陸上で繰上げ銅も

ニッケイ新聞 8月18日(木)22時4分配信

 リオ五輪の公式な競技開始から11日目の16日、伯国はボクシング男子軽量級(60キロ以下)で金、一人乗りのカヌー1千メートルで銀をとり、メダル獲得数を金3、銀4、銅4の計11個に伸ばしたと17日付伯字紙が報じた。
 男子ボクシングで金を獲得したのは、バイア州出身のロブソン・コンセイソン(27)だ。サルバドール市内の貧困地区で生まれ、13歳でボクシングを始めたロブソンは、才能を見出され、北京大会とロンドン大会にも出場したが、初戦敗退を繰り返した。国際試合の経験も積み、金を夢見て臨んだ今大会は、家族との時間さえ削り、試合に全神経を集中した。

 準決勝で世界ランキング1位、世界選手権でも3回頂点を極めたキューバのホルヘ・ラザロ・アルバレスを下したロブソンは、決勝でも世界ランキング6位のフランスのソフィアヌ・ウミアを相手に熱戦を展開。第1ラウンド終盤で準決勝で出来た傷が開くアクシデントも起きたが、2ラウンドを先取。第3ラウンドも審判全員が優勢と判断し、優勝が決まった。
 ボクシングでの金メダルは伯国初の快挙だ。
 一人乗りカヌー(カナディアン)1千メートルで準優勝したのは、やはりバイア州出身のイザキアス・ケイロス(22)だ。13~15年の世界選手権で6個のメダルを獲得しているイザキアスは、決勝戦でも積極的にレースに挑み、世界選手権王者のセバスチャン・ブレンデルに次ぐ銀メダルを獲得。

 イザキアスは17日のカナディアン200メートル予選と準決勝を難なく突破し、18日の決勝に臨む。イザキアスは19日も2人乗りカヌーの1千メートルの予選に出場。あわよくば、20日の決勝では三つ目のメダルをと目論んでいる。カヌーでのメダル獲得も伯国初の快挙だ。
 今大会の集計には入らないが、16日には、8年前の北京大会の陸上女子400メートルリレーで4位だった伯国が、3位だったロシアのドーピング発覚で3位に繰上げとの知らせも入った。
 女子サッカーは準決勝でスイスにペナルティで破れ、金への夢が断たれた。準々決勝では女子バレー(対中国、セット・カウント2対3)と女子ハンドボール(対オランダ、23対32)、男子水球(対クロアチア、6対10)が敗退し、メダルの夢が潰えた。
 なお、体操男子個人の鉄棒ではフランシスコ・バレット・ジュニオルが、15日の女子個人平均台のフラヴィア同様、5位に入賞した。

最終更新:8月18日(木)22時4分

ニッケイ新聞