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<甲子園>花咲徳栄、8強ならず アルプス席、ナインの健闘たたえる

埼玉新聞 8月18日(木)10時30分配信

 第98回全国高校野球選手権大会は17日、甲子園球場で3回戦4試合が行われ、第2試合に登場した埼玉代表の花咲徳栄は作新学院(栃木)に2―6で敗れ、2年連続の8強入りを逃した。一塁側アルプス席でナインの勇姿を見守った父母たちは、力の限りの声援で後押しした。

 1、2回戦に続いて試合観戦に駆け付けた野本真康捕手の双子の兄・泰功さん(17)は「すごくうらやましい。甲子園でいつも通りのプレーができている弟はすごい」と賛辞を送り、2回戦のクロスプレーで左手首を痛めた野本捕手にエールを送った。

 高橋哉貴右翼手の母・祐子さん(48)は「ここが勝負どころ。去年の先輩を越えてもらえれば」と期待を込め、西銘築一塁手の弟・港さん(13)も「格好いい。(2回戦では)大事な場面でヒットを打った。自分も出場できるように頑張る」と目を輝かせる。

 エース左腕高橋昂也投手の父・敏樹さん(52)は「三振を期待されているが、甲子園は相手も強い。なるべく点数を与えないピッチングができている。試合をつくらなければいけない先発の方が難しいと話していた」と四回から登板した背番号1を見守った。

 試合は二回に5点を先行される苦しい展開から、作新学院のエース右腕今井の好投に2点を返すのがやっと。八回に右中間へソロ本塁打を放った楠本晃希三塁手の父・武史さん(49)は「最後の打席はいい思い出になったと思う。ここまで来られたら十分。みんなでよく守ってくれた」とナインの健闘をたたえた。

 主将としてチームをけん引してきた岡崎大輔遊撃手の父・博さん(47)は「先輩たちに連れてきてもらった去年の夏はがむしゃらにやっていたが、この夏は精神的な成長が見えた。ここまで来たことを褒めてあげたい。いい高校でいい指導者に巡り合えたことは親として本当に幸せ」と目を細めた。

最終更新:8月18日(木)10時30分

埼玉新聞