ここから本文です

フライト中の非常時に自分の酸素マスクを真っ先につけるべき理由

ギズモード・ジャパン 8月18日(木)20時10分配信

もちろん、自分の命を守るためです。

「死にたくない」それがYouTubeチャンネルSmarter Every DayのDestinさんの発した言葉でした。彼がいったいどんな状況だったのかというと、酸素レベルが危険な状態まで下がり、彼の脳は適切に機能しておらず、彼自身を守るためにも酸素マスクが絶対に手放せない状態でした。

この動画は、Destinさんが飛行機の減圧されたキャビンの中(酸素マスクが落ちてくる状況)でいったいどんなことが起こるのか、そしてなぜ私たちがなによりも先に自分自身に酸素マスクをつけなければいけないのかを解明するために、NASAでシミュレーションテストを受けたときのものです。

動画(https://youtu.be/kUfF2MTnqAw)の中で起こる彼の体験は、とても興味深いものではありますが、同時にゾッとするほど恐ろしくもあります。彼の体内の酸素飽和レベルが下がったとき、低酸素症になり始め、基本的な人間としての機能(たとえば、生きるための意思のようなもの)が完全に停止していく様子を見ることができます。ほんの数分の間で、ごく普通の理性的な人間が、物の形も判別できない、手も動かせない、自分の身を守ることさえできない別人へと変わってしまうのです。

脳が酸素を失うと、事態は最悪のケースに向かって信じられないくらい一気に進みます。3万5000 フィート(約10km)の高さを飛行する中、正確に意識を保てるのはほんの数秒しかありません。そのため、他人の救助を始める前に、まず自分が酸素マスクをつけることがとても重要なのです。もし酸素マスクをつける前に他の誰かを助けようとしても、何かできる前に、あなた自身が意識を失って終わるでしょう。

Casey Chan - Gizmodo SPLOID[原文](SHIORI)

最終更新:8月18日(木)20時10分

ギズモード・ジャパン

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

暗闇で光るサメと驚くほど美しい海洋生物たち
波のほんの数メートル下で、海洋生物学者であり、ナショナルジオグラフィックのエクスプローラーかつ写真家のデビッド・グルーバーは、素晴らしいものを発見しました。海の薄暗い青い光の中で様々な色の蛍光を発する驚くべき新しい海洋生物たちです。彼と一緒に生体蛍光のサメ、タツノオトシゴ、ウミガメ、その他の海洋生物を探し求める旅に出て、この光る生物たちがどのように私たちの脳への新たな理解を明らかにしたのかを探りましょう。[new]