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【高校野球】鳴門の積極性を“消した”明徳義塾バッテリー 試合運びの上手さ光り4強へ

Full-Count 8月18日(木)22時8分配信

四国勢対決に勝利、強打の鳴門打線を完封して準決勝進出

 鳴門vs明徳義塾の四国勢同士の対決。両チームはこの春の四国大会でも対決をしている。その時は明徳義塾が3-2で勝利しているが、この試合も明徳義塾の試合運びの上手さが光り、3-0で制した。

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 3試合目の先発登板と鳴門の先発・河野竜生だったが、140キロ前後の速球、120キロ前後のスライダーが低めに決まり、明徳義塾打線は1回表を無得点に抑えられる。

 だが、2回表、明徳義塾は2死二塁から8番・今井涼介の左前適時打で1点を先制する。さらに4回表にも再び8番・今井の適時打と1死満塁から1番・立花虎太郎の押し出し四球で1点を追加し、3-0とした。

 明徳義塾はストライクゾーンに入るボールを見逃さず、しっかりと打ち返した。適時打を打った今井は守備力の高さを評価されてスタメンに名を連ねている選手だが、8番打者が勝負所で結果を残せるところに明徳義塾の強さを実感させられる。

 エース・中野恭聖は直球が135キロ前後と決して速くない。さらに、鳴門は強打が自慢のチーム。その打力の高さに苦しむことが予想されたが、明徳義塾バッテリーは四国大会で対戦の経験があるからか、鳴門打線の傾向をしっかりと掴んだ配球で抑えていった。

準決勝では152キロ右腕の今井擁する作新学院と対戦へ

 ストレートは、両サイドだけではなく、低めや高めのつり球を使い分け、攻めが偏らないように工夫。そして、変化球は100キロ台のカーブ、110キロ台のスライダーの割合を増やして、狙い球を絞らせなかった。

 カーブ、スライダーの精度は抜群。カーブはブレーキが利いていてタイミングが取りにくく、スライダーは打者の手元で急激に落ちた。鳴門打線は中野の変化球に対応できず、これまで見えていた積極性が明徳義塾バッテリーの配球によって消えた。

 鳴門は出塁すれば足で崩そうと仕掛けるも、捕手の古賀が1回裏、8回裏に2度の盗塁阻止。鳴門の流れを止めた。

 まさにのらりくらりと交わす投球。今大会は140キロ後半を計測する投手も多い。だが、それができるのは限られた投手だけだ。球速はウリではないものの、中野が見せた投球と古賀のリードは、多くの高校生投手にとって参考になるものだった。

 そして堅い内野・外野の守備を誇り、まさに隙のないチームに仕上がった明徳義塾。次戦の相手は最速152キロ右腕・今井達也擁する作新学院。打線も強力なこのチームに対し、どんな戦いぶりを見せるのか、注目が集まる。

(記事提供:高校野球ドットコム)

河嶋宗一●文

最終更新:8月18日(木)22時8分

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