ここから本文です

ドクターヘリ運航再開 東海大病院

カナロコ by 神奈川新聞 8月18日(木)7時3分配信

 東海大医学部付属病院(伊勢原市)のドクターヘリが秦野市で着陸に失敗した事故で、同大は17日、代替機によるドクターヘリの運航を18日に再開すると発表した。推定される事故原因を踏まえ、安全確保と再発防止策を講じることで早期再開を決めた。

 同大が発表した資料によると、ヘリを運航する朝日航洋(東京都)は事故原因について、地形的要因で一時的に背風になった可能性があり、機体の制御が困難になったと推定。具体的には、(1)台風による断続的な突風に伴う風向風速の複雑な変動(2)山越えの吹き下ろしによる気流の乱れ(3)暑さによるエンジン出力の低下-などが関連した、としている。

 運航再開に伴う当面の安全対策としては、3項目を列挙。着陸時の降下速度を制限することをはじめ、消防機関と連携した離着陸場の風向きや風速の変化の確認強化、車両や建物を避けるなど離着陸時の避難態勢を強化するとしている。

 これらの内容を12日に同大で開かれた県ドクターヘリ運航調整委員会に報告し、消防や医療関係者らが了承したという。詳しい事故原因は国の運輸安全委員会が引き続き調べている。 

最終更新:8月18日(木)7時3分

カナロコ by 神奈川新聞