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介護相談も駅前で 窓口開設1年、好評 包括支援センター

カナロコ by 神奈川新聞 8月18日(木)7時3分配信

 介護相談などを担う横須賀市の地域包括支援センターの存在を身近に感じてもらおうと、大津地区の事業を受託する社会福祉法人「三育福祉会」(同市走水、上田健理事長)が独自に駅前相談所を開設し、好評を博している。オープンから約1年、アクセスの良さで来所相談件数を伸ばしており、高齢者と家族の悩みや不安に寄り添っている。

 市内で特別養護老人ホームなどを運営する同法人は2006年からセンター事業を担ってきたが、同市走水の事務局は最寄り駅から遠く、高齢者の来所相談には不向きだった。このため昨年9月、京急線京急大津駅前の空き店舗に相談窓口「シャロームひろば」を開いた。

 看護師や社会福祉士らが常駐し、認知症相談や独居高齢者の生活支援などの相談に応じる。事前予約は不要のため、買い物帰りなどに立ち寄ることも可能。来所相談件数は開設前の月平均7件から約70件に増えた。近藤勝利センター長は「家族に明かせない悩みや相談があっても、センターには遠くて行けなかったという高齢者が直接、窓口を訪れるケースも増えた」と話す。

 地域住民との接点を増やそうと、相談スペースを利用して茶会や落語などのイベントも開催。上田理事長は「高齢者の医療、福祉だけでなく、子どもを取り巻く問題などにも対応できる『よろず相談所』として、地域に受け入れてもらえれば」と願う。

 午前8時半~午後5時で相談無料。土日、祝日と年末年始は休業。問い合わせは同センター電話046(842)1082。 

最終更新:8月18日(木)7時3分

カナロコ by 神奈川新聞