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手で触れて「鑑賞」 作品60点展示 ゆかりの彫刻家

カナロコ by 神奈川新聞 8月18日(木)7時3分配信

 郷土と関係の深い芸術家を紹介する「藤沢ゆかりの展覧会」が21日まで、藤沢駅北口直結の藤沢市民ギャラリーで開かれている。17年ぶりの開催で、市内在住の彫刻家、くわ山賀行さん(68)の作品約60点を展示、足跡を振り返った。

 同展覧会は、市民ギャラリーが開設された1987年にスタート。岸田劉生や長谷川路可ら、ゆかりの芸術家を取り上げ、99年まで毎年開いてきた。

 今回はくわ山さんの創作活動50年の節目を記念して企画された。2007年に日展内閣総理大臣賞も受賞したくわ山さんは、視覚障害者でも楽しめるよう「手で触れて見る彫刻展」を長年市内で開催。市の文化振興に大きく寄与してきた。

 展覧会では、内閣総理大臣賞の受賞作品「演者」や24歳の時に手掛けた日展入選作品「野の風」なども展示。いずれの作品も手で直接触れて“鑑賞”することも可能で、くわ山さんは「どんどん触ってほしい。その方が作品もきれいになりますから」と呼び掛けていた。

 入場無料。午前10時から午後7時まで。問い合わせは、同ギャラリー電話0466(26)5133。

最終更新:8月18日(木)7時3分

カナロコ by 神奈川新聞