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横浜市がすごろく作成 障害への理解を

カナロコ by 神奈川新聞 8月18日(木)9時44分配信

 横浜市は「障害のある人もない人も みんながいっしょに暮らす横浜すごろく」を作成、17日から市庁舎や区役所などで配布を始めた。4月に施行された障害者差別解消法を踏まえ、遊びや学びを通じ、障害者差別について考えるきっかけにする狙い。18日まで子どもたちがすごろくを体験できるコーナーも用意している。 

 市が設置した「障害者差別解消検討部会」(2014年11月~15年9月)に障害当事者の立場で参加した3人が主体となって作成した。学校、職場、病院、公共施設、生活の場など10の場面を設定。例えば「学校」は「行事やイベントに参加する」に対して、良いこと(○)が「障害のある人もない人も参加できる」、悪いこと(×)が「障害があるから参加できない」と記載。さいころを振って○が出たら一つコマを進め、×が出たら1回休んで、何が悪いことか、どうしたら良いかを考える仕組みとなっている。

 各場面は市が15年1~2月にかけて実施した、障害者差別に関する事例募集で寄せられたものの中から選んだ。

 市障害企画課は17、18日開催の「子どもアドベンチャー」の中で、「障害って何?」と題したプログラムを展開(市庁舎1階)。すごろくのほか、アイマスクや重しなども用意し、体の不自由な状態を疑似体験できる。

 担当者は「障害への理解を深めてもらうのには時間がかかるが、今後もさまざまな形で啓発に取り組みたい」と話している。

最終更新:8月18日(木)9時44分

カナロコ by 神奈川新聞