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欧州株:2カ月ぶり4日続落、鉱業株など軟調-米利上げ観測浮上

Bloomberg 8月18日(木)2時7分配信

17日の欧州株は軟調で、指標のストックス600指数は2カ月ぶりに4営業日続落となった。米当局が予想以上に早く、年内に利上げする可能性について投資家は思案している。

ストックス600指数終値は前日比0.8%安の340.47。商品価格の軟調で鉱業株が下げを主導した。指数は前日もユーロ高や、市場は米利上げの可能性を過小評価しているとのニューヨーク連銀のダドリー総裁発言を受け、薄商いのなか下落していた。指数構成銘柄の出来高はこの日も30日平均より25%少なかった。

バークレイズのウェルスマネジメント部門欧州地域投資戦略責任者のウィリアム・ホッブス氏(ロンドン在勤)は、「欧州株がこの日も下げているのは、米当局者の発言で9月利上げの可能性が高まったとの見方を受けている。市場の利上げ期待は過度に低くなっていた様子だ」と指摘。「商品価格がやや軟化し、利益確定売りも多少見られた」と続けた。

個別ではドイツの産業用ガスメーカー、リンデが2.9%安と、化学株の中でも弱さが目立った。同社が米同業のプラクスエアとの統合を決める場合、規制当局の厳しい審査に直面するとのシティグループの指摘が意識された。

オランダの半導体製造装置メーカー、ASMLホールディングは5%近い値下がり。同社のリソグラフィ技術を米インテルが10ナノチップ生産で利用することはないと表明し、嫌気された。

デンマークのビール大手カールスバーグは5.2%安。ロシア・ルーブル安で利益が目減りし、1-6月の利益はアナリスト予想を下回った。

これに対しオランダの銀行ABNアムロ・グループは4-6月の利益が市場予想を上回り、2.5%高と買われた。

原題:Europe Stocks Drop With Miners on Fed Rate Increase Speculation(抜粋)

Alan Soughley, Camila Russo

最終更新:8月18日(木)2時7分

Bloomberg