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米国債:上昇、FOMC議事録受け-早期利上げめぐり意見二分

Bloomberg 8月18日(木)4時1分配信

17日の米国債相場は上昇し、10年債は3日ぶりに堅調となった。連邦公開市場委員会(FOMC)議事録で、早期利上げの必要性をめぐってメンバーの意見が分かれたことが明らかになった。前日にはニューヨーク連銀のダドリー総裁が9月利上げはあり得ると述べていた。

TDセキュリティーズの金利ストラテジスト、ジェナディ・ゴールドバーグ氏(ニューヨーク在勤)は「ダドリー総裁のかなりタカ派的な発言を受けて、市場はもっとタカ派的な議事録に身構えていた」と指摘。「議事録で示されたのは、利上げのタイミングについて明確な主張を伴わない複数レベルの意見があったことだ。従って市場が予想していたほどタカ派的ではなかった」と述べた。

ブルームバーグがまとめたデータによると、先物市場では年内利上げの確率はほぼ五分五分として織り込まれている。米金融当局は今年2度にわたり、金利軌道の予想を引き下げた。

ニューヨーク時間午後5時現在、ブルームバーグ・ボンド・トレーダーのデータによると10年債利回りは3ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)下げて1.55%。

金融政策に最も敏感な2年債の利回りは2bp低下し0.73%。

議事録では「金融緩和の解除をさらに一歩進める前に、労働市場と経済活動の基調的な勢いを測るため、さらにデータを蓄積することが賢明だという認識でメンバ-らはほぼ一致した」と記された。

バンク・オブ・アメリカ(BofA)メリルリンチの世界経済調査責任者、イーサン・ハリス氏はブルームバーグテレビジョンのインタビューで、「議事録は経済の改善を確実に指摘した。金融当局は明らかに追加利上げへとゆっくり進んでいる」とし、「多くの人が若干のタカ派色を期待していた」と続けた。

原題:Treasuries Gain as Fed Minutes Show Division on Rate-Hike Path(抜粋)

第5段落以降を追加し、更新します.

Eliza Ronalds-Hannon

最終更新:8月18日(木)6時44分

Bloomberg