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年収3200万円、毎週の勧誘-パイロット不足の中国航空会社が懸命の策

Bloomberg 8月18日(木)14時5分配信

中国の航空会社は急増する航空需要を満たすため、向こう20年間、1週当たり約100人のパイロットを採用する必要がある。国内だけでは候補者が足りないため、各社は経験ある外国人採用に向けて高額の報酬パッケージを提示している。

米ユナイテッド航空のパイロットだったジャコモ・パロンボ氏は、中国でエアバスA320のパイロットになるよう毎週誘いを受けていると話した。地域航空会社である青島航空は、最高で年収31万8000ドル(約3200万円)という条件を提示。カナダ線やオーストラリア線を運航する四川航空は30万2000ドルを示している。また両社ともに、中国での所得税を肩代わりすると申し出ているという。

現在マッキンゼー・アンド・カンパニーでコンサルタント(アトランタ在勤)を務めるパロンボ氏(32)は個人的見解だと断った上で、「再び操縦する時が来るなら、私のレーダーには間違いなく中国の航空会社が引っ掛かる。金銭面が魅力的だ」と述べた。

キットダービー・ドット・コム・アビエーション・コンサルティングによると、デルタ航空など米主要航空会社の上級パイロットの平均年俸は20万9000ドル。中国の航空会社数はこの5年間で28%増えて55社となった。中国民用航空局の報告書によると、各社の機数は2650機と、この10年で3倍余りに増えた。原題:Desperate Chinese Airlines Dangle Lucrative Pay at Expat Pilots(抜粋)

Angus Whitley

最終更新:8月18日(木)14時5分

Bloomberg