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エアバス、近距離型のA330 サウディアに初号機

Aviation Wire 8月19日(金)14時34分配信

 エアバスは現地時間8月18日、リージョナル路線や国内線など、近距離路線に特化したA330-300型機の初号機をサウジアラビアのサウディア(SVA/SV)に引き渡したと発表した。航続距離や最大離陸重量(MTOW)を抑えることで運航コストを削減した機体で、サウディアは同型機のローンチカスタマーとなる。

 「A330-300リージョナル」は、航続距離を最大2700海里(5000.4キロ)に、MTOWを200トンにすることで、運航コストを26%削減できる。座席数は最大で400席。通常のA330-300は航続距離5650海里(1万463.8キロ)、座席数はおよそ300席を設定している。

 サウディアは2015年6月に開催されたパリ航空ショーで、A330-300リージョナルを20機発注。初号機は中東の大手リース会社IAFCからリース導入する。

 サウディアは1945年設立。首都・リヤドやメディナ、ジェッダ、ダンマームを拠点に中東の周辺各国や欧州、北米、アジアに乗り入れている。北米はロサンゼルスとニューヨーク、ワシントンDC、トロントに、アジアは広州やマニラに運航している。航空連合はスカイチームに加盟している。

 近距離路線はサウジアラビア国内のほか、イエメンやクウェート、アラブ首長国連邦、レバノン、ヨルダンなど中東各国、エジプトやスーダン、エチオピアなどアフリカ諸国、パキスタンとインド、スリランカ、モルジブなど南アジアなどに運航している。

 運航機材は計119機で、エアバス機は62機、777や787などボーイング機が46機、エンブラエル機が11機。このうちエアバス機はA320が35機、A321が15機、A330-300が12機となっている。

Yusuke KOHASE

最終更新:8月19日(金)14時34分

Aviation Wire