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買った株が上昇!うれしいけど…「売り時」はいつ?

ZUU online 8月19日(金)7時10分配信

生まれて初めての単元株を購入し、一週間が経ちました。自分が買った株のことも気になるのですが、世間では「ポケモンGO」の爆発的人気で任天堂<7974>の株価が急上昇し、過去最大の売買金額になるなど話題になっています!

そこで筆者が興味深かったのは、ゲームの開発を担当した1社である任天堂以外の「関連株」の株価も上昇したことです。投資デビューしたばかりの筆者にとってすごく興味深かったので、購入した株より先に、こちらのお話をしたいと思います。

■ポケモンGOで株価が5倍になった企業があった!

ポケモンGOの人気で上昇した銘柄の例としては、ポケモンの体験型施設を提供するサノヤスホールディングス<7022>が挙げられます。ポケモンGOの配信開始前100円台後半だった株価は、21日時点の終値で687円と、なんと約5倍になったのです。

もちろん話題性の部分も高いため、ブームが落ち着いたら下落する可能性もあります。ですが、世間で話題になる出来事があると、関連企業の株価にまで大きく影響を与えるものなのだなと、再認識しました。

今回は世界で盛り上がるよいニュースでしたが、もし悪いニュースが話題になった時は、保有している株が関連している場合、株価が一時的に急落してしまう可能性が十分にあります。今後大きなニュースが報道された場合は、自分の保有する株に影響する要素があるかなど、早めに確認しようと思います!

■初投資先はどうなった?

……とここまでついポケモンGOの話をしてしまいましたが、筆者が先週はじめて購入した不動産関連会社、アーバネットコーポレーション<3242>の株価はどうなっているでしょうか。

買ったときの金額は283円。先週より株価が下がっていないとよいのですが…(万が一買った時の株価よりも下がっていたら、ちょっとショック)。

松井証券では前日時点の残高が表示されるため、水曜日(20日)時点で、どれくらい株価が変化したのかを見てみました。

株式の取得単価が283円で、20日(水)時点の評価単価は294円になっています。つまり、買った時より11円株価が上がったことになります。筆者は100株保有しているので、1100円の利益です。ふー、良かった!

右も左もわからぬまま株式投資をスタートさせた筆者ですが、利益を出すことができたのかと思うと、やはり嬉しい! もちろん、今後保有する株をどうするか(どこで利益を確定させるか)を考える必要はありますが、今回のことで「株」というものがほんの少しわかった気がします。

K編集長にも喜んで頂き、まだまだわからないことや不安はあるものの、地道に株式投資を続けていく自信が少しずつついてきた筆者です!

■これからどうする?

「よし、これで今後も上がり続けること間違いなし!」と喜びたい所ですが、必ずしもそうならないのが株式市場。他の企業の株価を見ていても、1日で数十円ガクっと株価が下がったりしている企業もあります。

株価が上がっているからといって、ずっーと保有し続けて売るタイミングを逃し、何らかのタイミングで株価が急落、回復しても以前の値には戻らない…ということもわりとあるようなので、売りどきの見極め方は非常に重要です。でも、「売りどき」っていつなのでしょう?

■最近わかった「板情報」の見方

株の勉強をしていてわかったこととして、「今後株価が下がるか上がるかは、板情報がひとつの指標になる」という点があります。

「板情報」とは、いま、その株を買いたい人や売りたい人がどのくらいいるのかを示したもので、証券口座のマイページから見ることができます。

■アーバネットコーポレーションの板情報を見てみる

今後の参考として、さっそくアーバネットコーポレーションの板情報を見てみることにしました。

買数量とは、株を買いたい人の希望の株数、売数量とは、株を売りたい人の希望の株数のことです。

たとえば、291円のところには「2万100」の数字があります。これは、投資家が「株価が291円まで下がったら買う」と注文している株の数が2万100株であることを表しています。

また、売数量(株を売りたい人の希望の株数)を見てみると、300円のところが「1万4500」になっています。つまり、「300円まで株価が上がったら売る」と考えている投資家がおり、その株数は1万4500株である、ということになります。

■売りたい人と買いたい人の数からこんなことが分かった!

アーバネットコーポレーションの板情報を見て、筆者は「今後さらに株価が上がる見込みが高いのではないか」と感じました。

というのも、数字を見ていると、「買いたい人」がやや多いからです。

株は、売りたい人が多ければ、今後株価が下がる可能性が高く、買いたい人が多ければ、今後株価が上がる可能性が多いのです。

これを最初に知った時は「?」という感じだったのですが、よくよく考えてみると、「安く買って高く売る」ことが株の基本。「これ以上は株価が上がらないんじゃないかな」と考える投資家が多ければ、売って利益を出したいと考える人も増えるでしょうし、その逆もまた然りです。

■単元株デビューから1週間経ってみて感じたこと

単元株を買ってから約1週間が経ち、アーバネットコーポレーションの株価は今のところ上昇傾向にあります。21日の終値は295円になっており、買った時より株価が12円上がった計算になります。利益は1200円です。

今後のアーバネットコーポレーションの株価ですが、筆者の認識としても「何となくあと数円は上がりそう」という予測を立てています。株価が300円を超えてくれればかなり嬉しいですが、今後の見通しが立てられないのが株式投資の難しい所だなと感じています。

そのため、

「この金額くらいまで上がったら売る」
「売らずに○ヶ月~◯年間は持っておく」
「損をするのは○円までにする」

など、自分で行動の指針を決めておくことが、利益を出して損失を最小限に抑えることにつながり、株価に振り回されないための手段かなと感じています。

■なぜアーバネットコーポレーションの株価は上がったの?

ところで、「なぜアーバネットコーポレーションの株価が上がっているのかな?」と調べてみたところ、ここ数日、不動産関連の株価が全体的に好調のようです。他の不動産関連企業の株価も見てみましたが、株価が上がっている企業が複数ありました。

今年1月からマイナス金利が導入され、不動産の住宅ローンの金利も下がり消費者には有利な状況になっています。今月28~29日に日銀の金融政策決定会合が行われ、その際にさらなる金融緩和が決定される可能性もあるようです。

現在の株価上昇には、このような背景もあるかもしれません。今週~来週にかけて、株価がどうなるかチェックしていきたいと思います!(続く)

Y子
大学卒業後、出版社勤務等を経てフリーライターに。インタビューや取材、記事制作などを行う。20代の終わりが近づき、ただ漠然と貯金をすることに疑問を感じ「投資」に関心が出てきた。

(提供:DAILY ANDS)

最終更新:8月19日(金)7時10分

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