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五輪女子ゴルフ最年少 インドのアディティ・アショクの可能性

ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO) 8月19日(金)12時6分配信

世界ランキングは462位。リオ行きの切符は、オリンピックランキング56位で手に入れた。60人のフィールドで最年少の18歳は、人口12億人超のインド出身。リオデジャネイロ五輪の女子ゴルフ2日目を終え、2日連続の「69」で通算6アンダー8位につけたアディティ・アショク(インド)の略歴だ。

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日本での知名度はまったくないが、昨年12月に行われた欧州女子ツアーのQスクールを史上最年少の17歳で制した逸材。インド人として初めての快挙でもあった。

ゴルフに触れたのは5歳のとき。インド南部の都市バンガロール近郊のレストランで家族で朝食をとっていると、眼下にカルナータカ・ゴルフアソシエーションの打撃練習場が見えたという。「ある日、そこに行ってみることにしたの。最初にパッティングをやったら本当に楽しかった。それから、少しずつロングゲームを覚えていった。面白いと思ったわ」。

ゴルフの魅力は「毎日が違うこと」とアショクは言う。「同じショットは2度と打たない。だから、毎日が新しい経験。それに、どんなに期待をしてもその通りにはならない。ゴルフは私たちよりも偉大だから。それが好きなところね」。プロゴルフファーになる夢を優先しつつ、インドで大学に通うプランも考えているという。ジャーナリズムを専攻したいというだけあって、語り口も理路整然とした印象だ。

アショクの活躍は、インドでのゴルフ熱を爆発させる可能性を秘めている。アニルバン・ラヒリや、SSP.チャウラシアといった男子の同胞選手たちも、すでに世界でその頭角を現し始めている。

日本代表の丸山茂樹ヘッドコーチは、その綺麗なスイングを一目見て感嘆の声を上げたとか。五輪終了後には、米国女子ツアーの出場権を目指してQスクール第1ステージに挑戦する予定のアショクは「去年は18歳になっていなくて、受けられなかったの」と、あどけない顔で笑った。(ブラジル・リオデジャネイロ/今岡涼太)

最終更新:8月19日(金)12時18分

ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)