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ムスタフィ獲得で足踏み、ヴェンゲル監督「資金を投じることは重要だが、適切な使い方がより大切」

ISM 8月19日(金)12時5分配信

 アーセナル(イングランド)のアルセーヌ・ヴェンゲル監督が、現地時間8月31日(以下現地時間)の移籍市場閉幕を前に、新戦力獲得に動くとの意向を示した。ただし、不適切な資金の使い方には否定的な見解を示した。英『BBC』『スカイスポーツ』などが18日に伝えている。

 ヴェンゲル監督は近年、補強策や市場での動きが不十分だとして批判を浴びている。今夏の移籍市場でもMFグラニト・ジャカを加えたものの、必要性が叫ばれるCBやCFの補強が進んでいない。バレンシア(スペイン)所属ドイツ代表DFシュコドラン・ムスタフィについても、本人はアーセナル加入で合意しているものの、移籍金額を巡り、クラブ側と交渉がまとまっていないと報じられている。

 同監督は18日の記者会見でこれについて問われると「選手個人の名を挙げて話さない方がいいと思うが、資金を投じる準備があるということは保証できる」と、補強の意思があることを明言。一方で「しかし、これは私の金ではない。資金を投じることは重要だが、より大切なのは、適切な方法で使うことだ」と語った。

 近年、プレミアリーグのクラブは大金を投じて選手の補強を行なっているが、ヴェンゲル監督はその傾向に警鐘を鳴らす。

 同監督は「イングランドのクラブ向けと、その他欧州のクラブ向けに、市場が2つある」と述べ、“プレミアリーグ向け”の高額設定があると示唆。「現状は危険だ。イングランドのクラブは、高額な移籍金やサラリーを支払い、自分たちで首を絞めている。万一のことがあれば、高年俸の選手を抱えてどうしようもならなくなる」「誰が買う側なのかということが、移籍金を2倍、3倍、時には10倍にも膨れ上がらせている」とコメント。今の潮流に乗るのは長期的に見れば逆効果との見解を示している。

最終更新:8月19日(金)12時5分

ISM