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「魔法の手」を持つ日本人トレーナー、イングランド代表監督がスタッフ入り熱望

ISM 8月19日(金)17時29分配信

 イングランド代表のサム・アラーダイス監督が、アーセナルでスポーツ療法士を務める山本考浩氏のスタッフ入りを望んでいるようだ。かつてウェールズ代表、イタリア代表のトレーナーを務めてきた同氏が、イングランドでも選手のケアにあたることになるかもしれない。英『デイリー・メール』紙(電子版)が現地時間18日に報じている。

 1999年に日本でアスレティック・トレーナーのライセンスを取得した山本氏は、世界有数の軟組織の専門家として知られる。1990年代に元日本代表MF中田英寿氏の個人トレーナーを務めてサッカー界で認知されるようになると、中田氏とともにイタリアへと渡り、ローマ、パルマ、フィオレンティーナでトレーナーを務めた。

 同紙によると、アラーダイス監督と山本氏の出会いは2005年。中田氏の移籍に伴いボルトン(イングランド)へ移った際、当時チームを率いていたのがアラーダイス監督だった。同監督はすぐに山本氏の仕事に感銘を受け、2006年に中田氏が現役引退を決断しクラブを去っても、山本氏を残したという。

 山本氏は2007年にフィオレンティーナへと戻るも、その2年後にウェストハムのジャンフランコ・ゾラ監督(当時)の要請を受け、再びイングランドへ。すると、2011年にアラーダイス監督が新指揮官としてウェストハムにやってきて、そこで再会となった。同氏はそのほか、FAW(ウェールズサッカー協会)、その後はFIGC(イタリアサッカー連盟)で選手のケアを行なった。

 ウェストハム時代、選手たちは山本氏が「魔法の手」を持っていると述べ、頼りにしていたという。

 『デイリー・メール』によれば、EURO2016後にイングランド代表指揮官に就任したアラーダイス監督は、旧知で信頼の置けるスタッフとともに仕事をしたいと考えており、山本氏はその条件を満たす人物だという。パートタイムで代表チームのケアを行なうことについて、アルセーヌ・ヴェンゲル監督が反対することはないだろうとしている。

最終更新:8月19日(金)17時30分

ISM