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倉本昌弘氏が「五輪ゴルフ」生き残り私案 「ホール短縮」や「ナイタープレー」も

東スポWeb 8月19日(金)10時2分配信

 112年ぶりの復活でも課題は山積だ。リオ五輪男子ゴルフは、池田勇太(30=日清食品)が通算3アンダーの21位と善戦したものの、ベテランの片山晋呉(43=イーグルポイントGC)は8オーバーの54位に沈んだ。

 一方で、金メダルのジャスティン・ローズ(36=英国)と2位のヘンリク・ステンソン(40=スウェーデン)が最終日最終ホールまで激闘を繰り広げるなど見どころもあったが、東京五輪以降は正式競技として残るか否か決まっていない。

 そんな中、片山や池田らと17日に羽田空港に帰国した五輪対策本部強化委員長で日本プロゴルフ協会の倉本昌弘会長(60)が4年後の東京五輪、その後のゴルフ競技生き残りのための私案を披露した。

 倉本氏は「五輪全体の放映権料が1500億円ぐらいのうち、ゴルフで約1割もあるから、IOC(国際オリンピック委員会)は手放さないと思う」と話すが、問題もある。

 その一つが競技時間の長さだ。リオでは難コースに風も加わり、18ホールに6時間近くを要した。「それじゃあテレビ中継が間延びするし、他の競技に割り込まれるのも当たり前。ゴルフ中継は長いほうがいい(という考え方)が間違いだと五輪に行って分かりました」(倉本氏)

 そこでブチ上げたのが9ホールへの短縮やナイタープレーだ。テニスは4大大会が5セット制なのに対して、五輪は3セット。ラグビーは7人制で行われ、試合時間も本来の15人制より大幅に短い。

 ナイターは日本の酷暑や欧米でのテレビ中継対策で、倉本氏は「海外ではスポーツはライブで見るものとの考えが一般的。照明施設で景観が台無しになると言うかもしれないけど、今はコンパクトに収納できるものもある」と力説する。

 ゴルフの本質に反するとの批判も浴びかねないが、他競技では様々な“五輪仕様”がある。「倉本案」を検討する価値はありそうだ。

最終更新:8月19日(金)10時29分

東スポWeb