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光の戦士も必見! 『PSO2』×『FFXIV』コラボインプレッション

ファミ通.com 8月19日(金)18時37分配信

文:ライター ぱんちょ

●2大国産オンラインゲームが奇跡のコラボ!
 PC、プレイステーション Vita、プレイステーション4で好評サービス中のオンラインRPG『ファンタシースターオンライン2』(以下、『PSO2』)。絶え間ないアップデートで進化し続ける鮮度の高さもさることながら、バラエティー豊かで奇想天外なコラボ企画を数多く展開しているところも本作の大きな魅力となっている。
 そのひとつとして、2016年7月6日からはオンラインRPG『ファイナルファンタジーXIV』(以下、『FFXIV』)とのコラボがスタート。期間限定で『PSO2』内にさまざまな『FFXIV』コンテンツが追加された。2大人気オンラインゲームのコラボということで、注目度が高いものとなっている。
 そこで、今回は『PSO2』の現役アークスであり、『FFXIV』の現役光の戦士でもある筆者の視点から、このコラボコンテンツのインプレッションをお届けしていこう。

※『PSO2』公式サイト内コラボ紹介ページ


■インスタンスダンジョン感覚でクエストを攻略

 今回のコラボの目玉となるのが、期間限定クエスト“境界に彷徨う漆黒の騎士”を始め“Eトライアル”と呼ばれる突発型のミッションなどに出現する“オーディン”とのバトルだ。オーディンは『FF』シリーズではおなじみのキャラクターで、『FFXIV』でも8人用のバトルコンテンツ“闘神オーディン討滅戦”で相まみえることができる。今回の“境界に彷徨う漆黒の騎士”も、この討滅戦を踏襲した内容だが、参加人数は『PSO2』のシステムに沿った12人のマルチパーティーとなっている。
 クエストは遺跡フィールドを舞台にした2つのエリアを攻略した後、“闘神オーディン”と対決する構造。エリアでは通常エネミーが大量に出現するほか、3つのポイントでボスエネミーが道をふさいでいる。オーディンが待つ最奥へたどり着くには、これらを掃討する必要があるのだが、その道のりはいつもの『PSO2』でありながらも、ボスの配置や登場数はどことなく『FFXIV』のインスタンスダンジョンが思い浮かんでしまう。BGMがボス戦になると『FFXIV』の戦闘時に流れる曲へと切り換わるのもニクい演出だ。


 また、本クエスト内では“回復アイテムや回復テクニックの効果量が大幅に減衰する”という特別ルールが付与されている。これにより、戦闘にほどよい緊張感が生まれるほか、パーティーメンバーがクラスの特徴に合わせて攻撃と回復を分担するという立ち回りが自然発生的に生まれることにもつながった。これも『FFXIV』におけるロールプレイが再現されているようで、個人的に楽しめた。それでいて、役割分担は厳密ではなく、ある程度自由に動ける余地が残されているのも『PSO2』らしさが残っていて好感触だ。


■圧倒的再現度のオーディン討滅戦を堪能!

 道中のザコやボスを倒しつつ、ふたつのエリアを突破した後は、お待ちかねの闘神オーディン戦となるが、このバトルはテレポーターを経由した専用エリアで行われる。テレポーターを使った移動は『PSO2』では定番のギミックなのだが、本クエストではその形状が『FFXIV』内にある“闘神オーディン討滅戦”の突入ポイントを再現したものとなっている。ささやかではあるが、光の戦士なら思わずニヤリとする場面だ。


 テレポーターを抜けると、闘神オーディンと対面。戦闘前に流れる登場ムービーは、カメラの移動から演出、表示されるテキストのフォントにいたるまで『FFXIV』の“闘神オーディン討滅戦”そのもの。実際に戦う闘神オーディンもモデリングはもちろん、攻撃方法までバッチリ再現されており、“ヴァルクヌート”や“ホールオブ・ザ・ストーン”、グングニルの槍の投てき時は、おなじみの赤い攻撃範囲も表示される。プレイヤーの移動速度が素早い『PSO2』においては対処しやすいものの、そのぶん攻撃を食らったときのダメージはかなり手痛くなっている。HP回復量の制限も相まって、緊迫したバトルが楽しめた。

 また、闘神オーディンの体力が低下すると、グングニルの槍の投てき範囲を示すマーカーが発射直前まで回転するというモード変更も確認。これは元ネタとなる“闘神オーディン討滅戦”にはなかったギミックで、よりアクション性の高い『PSO2』のバトルによくマッチしていた。


 そして、闘神オーディンの代名詞ともいえる大技“真・斬鉄剣”もしっかり登場。『FFXIV』と同じく、オーディンがひん死になると発動モードに突入し、詠唱が終わる前に体力を削りきらないとパーティーが全滅するギミックが再現されている。ただし、『PSO2』では発動までの猶予が長いらしく、12人で全力攻撃すれば最高難度のエクストラハードでも余裕で発動を阻止できた。とは言え、それまでの攻撃で戦闘不能者が続出していると間に合わないこともある。発動した瞬間に即クエスト失敗となるので、撃破するまでは油断大敵といったところ。


■高性能なコラボ武器はアークスも注目!

 闘神オーディン討滅に成功すると、クエスト中に撃破したエネミーからのドロップがまとめて排出される。クエスト固有のドロップとしては、下記のアイテムが入手可能だ。とくにオーディンヒャルムルのインパクトは抜群。体格のいい男性キャストなどが装着すれば、かなり見栄えがよさそうだ。

・部屋に飾るオーディン像“マメット・オーディン”
・マグをオーディンに進化させる“進化デバイス/オーディン”
・装備している武器の見た目を上書きできる武器迷彩“*斬鉄剣”
・オーディンの兜をかぶれる髪型“オーディンヒャルムル”


 さらに、低確率ではあるが、オーディンからは“アウラシリーズ”の武器もドロップする。こちらはゲーム内で最高レアリティの★13武器に属しており、強化時に付与される潜在能力も高性能とあって、入手を狙うアークスで期間限定クエストはつねに賑わっている。なお、“境界に彷徨う漆黒の騎士”と同時配信されたコレクトファイル“漆黒の騎士コレクション”の報酬もアウラシリーズとなっており、ドロップ運に恵まれないプレイヤーでもコツコツとエネミーを倒すことで、同武器を確実に入手できる。


■コスチュームに身を包めば気分はエオルゼア!

 期間限定クエストのドロップ以外にも、有料ポイントのACを消費して挑戦できる期間限定のACスクラッチ“エオルゼアコレクション”にて『FFXIV』のコラボアイテムが多数登場。こちらはプレイヤーの外見を変更するコスチュームやアクセサリーをランダムに入手可能で、男女のミコッテやモンク、黒魔道士などを模したファッションが楽しめる。ミコッテは種族の特徴である顔の模様や耳、尻尾も用意されているので、完全再現にチャレンジしてみるのもいいだろう。

 コスチュームに身を包んで闘神オーディンと戦えば『PSO2』をプレイしながら『FFXIV』のエオルゼアにいるような気分に浸れるが、個人的には既存のアクセサリと組み合わせてコーディネイトを楽しむのもアリだと感じた。王道ファンタジーを征く衣装たちに自分なりのアレンジを加えれば個性が際立つだけでなく、真の意味でコラボを堪能できるはずだ。


 『FFXIV』の世界をみごとに再現しつつ、『PSO2』ならではの感覚も味わえる今回のコラボイベント。期間限定クエスト“境界に彷徨う漆黒の騎士”とコレクトファイル“漆黒の騎士コレクション”は2016年8月24日(水)まで配信予定だ。ACスクラッチ“エオルゼアコレクション”は2016年8月10日(水)で終了したが、各アイテムはプレイヤーのショップを探せば手に入れられるはず。興味を引かれた方は、ぜひ夢のフュージョンをその手で体感してほしい。

最終更新:8月19日(金)18時37分

ファミ通.com