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【札幌記念】持続力と自在性が武器のロジチャリスが断然人気馬モーリスに挑戦状

東スポWeb 8月19日(金)21時25分配信

【札幌記念(日曜=21日、札幌芝2000メートル)新バージョンアップ作戦】札幌開催もいよいよ佳境。日曜はサマー2000シリーズ第4戦(9月4日新潟記念まで全5戦)のGII札幌記念が行われる。マイルの国際GI・4勝馬モーリスの中距離参戦が大きな話題になっているが、この断然人気馬に伏兵ロジチャリス◎で敢然と挑戦状を叩きつけたのが新VU作戦。持続力と自在性を武器に大番狂わせを狙っている。

 先週土曜の500万下・知床特別が10ハロン=2分01秒7、1000万下・STV賞は7・5ハロン=1分28秒8。日曜の1000万下・HTB賞が10ハロン=2分02秒4。この3レースの昨年のVタイムは知床特別=2分01秒8、STV賞=1分28秒7、HTB賞=2分02秒2。サンプル3鞍の差異が最大で0秒2なら、現在の馬場レベルは昨年とほぼ同水準とみていい。

 その昨年の札幌記念Vタイムが1分59秒0。2ハロンごとの分割で23秒4→23秒6→23秒9→23秒9→24秒2とよどみないラップの中、道中2番手のディサイファが押し切っている。同じく1分59秒台決着となった2010年(1分59秒4)、14年(1分59秒1)も勝ち馬は4角で2、4番手。瞬発力より持続力と自在性重視のスタンスが吉と出そうだ。

 瞬発力不問なら狙ってみたいのがロジチャリス。別表は近2走(メイS、エプソムC)の自身、レースのラップを比較したもの。前者はレースラップ3分割で36秒2→35秒1→34秒5とゴールへ向かって徐々にギアを上げていく漸進的なラップ構成。後者は中間3ハロン(36秒0)でペースが上がらず、ラスト3ハロンは33秒台の高速上がり。片や持続力勝負、片や瞬発力勝負と、同じ東京9ハロンでもレースの質はまるっきり違っている。

 どちらがロジチャリス向きのラップ構成かといえば、それは着順が示す通りでメイS。自身の前3ハロン+中間3ハロン(6ハロン通過)で1秒3も厳しい競馬をしながら、エプソムCとの上がり差はわずか0秒4。このタイプは道中でいくらためようとも使える脚に限界がある。

 そもそもがキャリア13戦で最速上がりはわずか1回の“非”切れ者。肉を切らせて骨を断つ持続力勝負のほうが向いている。その意味でよどみないラップ構成になりやすい小回り10ハロンは大歓迎。前述の1分59秒台決着時の勝ち馬の上がり3ハロンは35秒4、35秒5、36秒0。この程度の上がりでOKなら十分に出番があるはずだ。

最終更新:8月19日(金)21時30分

東スポWeb

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