ここから本文です

キャデラックの次世代コンセプト「エスカーラ」、プレミアムの頂点に返り咲く

MONOist 8月19日(金)17時18分配信

General Motors(GM)は2016年8月18日(米国時間)、米国カリフォルニア州モントレーで開催中のクラシックカーイベント「2016ペブルビーチ・コンクール・デレガンス」において、キャデラックブランドのデザインの方向性や将来の技術革新を示すコンセプトカー「Cadillac Escala Concept(以下、エスカーラ)」を発表した。

【「エスカーラ」のフロントフェイスや内装などその他の画像】

 エスカーラの外形寸法は全長5347×全幅1948×全高1455mmで、ホイールベースは3228?。現行ラインアップでセダンのフラッグシップとなる「CT6」と比べて、全長で157mm、全幅で63mmと一回り大きい。その一方で全高は40mm低い。CT6よりも格上の存在感を持つ最高級セダンをコンセプトとして設計された。エスカーラは、スペイン語で「スケール」を意味する。

 キャデラックブランドのプレジデントを務めるヨハン・デ・ナイシェン(Johan de Nysschen)氏は「エスカーラは、キャデラックのラグジュアリーな世界観を確立し、プレミアムセグメントの頂点に再び戻る指標となるというコンセプトも持っている」と語る。

 フロントフェイスは、1948年から受け継がれているキャデラック独自の縦型ライトに、新たなアレンジが加えるなど新たに進化させた。有機EL照明を採用したヘッドランプは、よりスリムで奥行きのある仕上がりとなっており、昼夜を問わずワイルドなルックスを演出する。間もなく発売する車両に、この新しいデザインを採用する予定だ。

 内装では、フロント側は現代のテクノロジーにフォーカスした仕上がり、リア側は乗員にリラクゼーションをもたらすというように、それぞれ異なる個性付けでデザインされた。フロント側の最大の特徴は、曲線を描く3つの有機ELディスプレイで、今後のキャデラックの車両向けに開発したものだという。また今後の車両に搭載するプロトタイプとするコネクティビティモジュールは、タッチ操作だけでなく音声やジェスチャーによる操作にも対応している。

 エンジンは排気量4.2l(リットル)のV型8気筒ツインターボエンジンで、「アクティブ・フューエル・マネジメントテクノロジー」により、4気筒での動作も可能になる。CT6のエンジンが排気量3.6lのV型6気筒自然吸気であることを考えると、はるかに高い出力と大きなトルクが見込めそうだ。

最終更新:8月19日(金)17時18分

MONOist