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景気が強くも弱くもない、”ゴルディロックス相場”は続くのか

投信1 8月19日(金)16時10分配信

キュレーターから読者に伝えたいポイント

お盆休みも終わり、秋の相場を本格的に考えるタイミングとなってきました。今回は、米国金融政策の変化への備え、日本株上昇の条件、為替動向の見方などについて参考となる記事を選び、その活用方法について考えてみました。

ゴルディロックス相場は続くのか

円高とマイナス金利に翻弄された2016年のこれまでの相場は、多くの個人投資家にとって“タフ”なものだったのではないかと推察されます。ただし、この記事にあるように、プロである公的年金基金も日米ともに苦戦していることを考慮すれば、一時的な苦戦をそれほど悲観することはなさそうです。

苦戦の背景にあるのは、世界各国の金融政策が転換点にあり、その変化の方向性やタイミングがまだ十分に明らかになっていないことです。そうした意味で、来週8月26日に予定されているジャクソンホール会議での、FRB議長のコメントは要注目といえます。

年内の利上げの可能性が残れば、円安シナリオが継続することになりますが、金融緩和が下支えしている現在の世界各国の株式市場、とりわけ新興国市場にとっては金利上昇懸念が逆風になる可能性に注意が必要となります。

一方、年内利上げが遠のくということになれば、一段の円高が進む可能性はありますが、株式市場、特に米国株式にとっては、穏やかな景気回復と金融緩和がセットとなった”ゴルディロックス相場注
”が継続することになります。注)ゴルディロックス相場:強すぎず、弱すぎない景気の状態。景気が弱いと株は下がりますが、一方で強すぎると金利が上昇して株は下がります。現在の米株式市場は、強すぎず、弱すぎない景気を背景に、株が上昇するゴルディロック相場と呼ばれています。

ちなみに、毎回実施されるFRB議長の講演は思わぬ発言が出ることで知られており、過去に何度も株式市場へ大きな影響を与えてきたとのことです。気を引き締めて注目していきたいと思います。

出所:日本だけではない!  米国でも公的年金は運用難(投信1)
出所:ジャクソンホールをご存知か。注目は次回米金融政策(投信1)

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最終更新:8月19日(金)16時10分

投信1