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子どもに乱暴な言葉づかいをさせないために心がけること

ベネッセ 教育情報サイト 8月19日(金)10時0分配信

「うるせー!」「○○しろ!」など、お子さまの乱暴な言葉づかいに悩まれている保護者のかたも少なくないのではないでしょうか? そのままにしておくと、「バカ、アホ」といった罵る言葉や、母親に対して「ばばあ」と言ったり、保護者や友だちに「死ね」と言ったりなど、エスカレートしてしまうケースもあります。
幼い頃からそうした癖がつかないよう、乱暴な言葉づかいを正す方法をご紹介します。

乱暴な言葉づかいを覚えるのはいつ頃?

言葉を徐々に覚えていく赤ちゃんの時期を経て、個人差はあるものの、多くのお子さまが3歳頃までの間に、意味のある言葉を覚えて使えるようになっていきます。そして、同時に3歳頃という時期は、保育園や幼稚園への入園があり、一気にお子さまの世界が広がる時期でもあります。

保護者以外の大人のほか、保育園や幼稚園で出会う友だちの影響を受け、言葉づかいにも変化が現れます。また、テレビ番組などを見て、そこで使われている知らない言葉などもどんどん吸収していきます。

しかし、まだこの時期のお子さまには「良い言葉・悪い言葉」の判断は難しく、新しい言葉を次々と覚えて、どんな言葉でも使いたがる傾向があります。新しく覚えた言葉に乱暴な言葉があっても、それが良いか悪いかを考えずにおもしろがって使ってしまうのです。
突然お子さまが乱暴な言葉を使ったときには驚くと思いますが、いきなり「そんなこと言っちゃダメ!」と頭ごなしに叱るのではなく、成長過程のひとつだと冷静に受け止めて、「どこで覚えてきたのかな?」と聞いたうえで「その言葉は、びっくりする人や怖がる人もいるから、使ったらダメだよ」と優しく諭してあげましょう。

乱暴な言葉づかいをさせないために心がけること

では、実際に乱暴な言葉づかいをさせないために、予防策として保護者がふだんから心がけることについて、みていきましょう。

◆保護者も自分の言葉づかいに気をつける
お子さまは、身近な大人をまねしたくなるもの。特に、保護者の言動はすぐにまねしてきます。そのため、保護者がふだんから乱暴な言葉を使わないことが最も大切です。「バカ、アホ」といった罵る言葉はもちろん、夫婦間でも「早くしろよ」という乱暴な言い方や「あれ取って」といったぶっきらぼうな言い方をしないように気をつけましょう。
お子さまが見ている・見ていないに関わらず、ふだんから丁寧な言葉づかいをしないと、知らず知らずにお子さまは影響されてしまいますよ。

また、「ありがとう」という感謝の言葉や、「いただきます」「ごちそうさま」「おはよう」「おやすみなさい」などの毎日の挨拶を笑顔で交わしたり、親子や夫婦間で「すごいね!」「やったね!」とほめる習慣をもつことも大切です。

◆まわりの環境に気をつける
同時にまわりの環境にも気をつけましょう。乱暴な言葉づかいや暴力的なシーンのあるテレビや映画は、見せないようにしましょう。
また、友だちやテレビなどの影響で乱暴な言葉を覚えたときは、「どこで覚えたの?」と聞いたうえで、「そうじゃなくて、○○という言い方をしようね」と、丁寧な言い方や優しい言い方に置き換えて教えてあげましょう。

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最終更新:8月19日(金)10時0分

ベネッセ 教育情報サイト