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DDoS攻撃参加者に支払う新暗号通貨「DDoSCoin」とは?

THE ZERO/ONE 8/19(金) 9:00配信

2016年の今、うまく組織されたDDoS攻撃計画に参加することで、金を稼げるかもしれない。

Bitcoinの採掘(マイニング)をするというのは、実はBitcoinネットワークを動かし続けるための重要な計算力を提供していることだというのをご存じだろうか。Bitcoinにおいては、採掘者は実際には巨大な公開台帳の構築と維持を行っているのだ。この台帳には過去の取り引き記録がすべて収められている。

あるユーザーが他のユーザーにBitcoinを送金しようとすると、採掘者は台帳をチェックして送金者が実際には持っていない金を送ろうとはしていないことを確認し、取り引きを承認する。そしてこのトランザクションを台帳に追加し、最後にそれを不正操作やハックされることから保護するために何層もの計算処理の奥に封じる。このことにより、採掘者には報酬としてBitcoinが与えられるのだ。

つまり基本的には、採掘者はBitcoinのトランザクションを機能させ続けるための膨大な量の計算力を提供し、そしてその対価としていくばくかの暗号通貨を稼ぐことができるというわけだ。しかしBitcoinは、他の役立つことにも使える大量の計算力を無駄にしているという批判を長いこと受けてきた。

CPUの計算を無駄にしないために、数年前研究者は「PrimeCoin」という別の暗号通貨を提案した。

PrimeCoinでは、採掘者の計算力はトランザクションを機能させるだけでなく、桁数の多い素数を見つけ出すためにも使われる。素数は暗号化や暗号学で重要な役割を果たす。

しかし今回は、2人の知的好奇心旺盛な研究者が、まったくもっておかしな概念を提案した。

採掘者がDDoS(分散型サービス拒否)攻撃に参加し、あらかじめ選ばれたターゲットのWebサイトに数百万の多量のリクエストを同時に送ることにより一時的にサービス不能にした場合にのみ採掘できるという、悪辣なデジタル通貨だ。

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最終更新:8/19(金) 9:00

THE ZERO/ONE

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