ここから本文です

双子弟の身代わり兄に再審無罪 無免許運転、納付罰金は返還へ

福井新聞ONLINE 8/19(金) 8:03配信

 双子の弟(69)=福井市=の代わりに道交法違反(無免許運転)罪で罰金刑を受けた男性=同=の再審初公判が18日、福井簡裁であった。検察側は無罪を求刑し、平鍋勝裁判官は無罪を言い渡した。

 平鍋裁判官は「無免許運転が男性によるものではないことは明らか」として「犯罪の証明がない」とした。判決後、男性に対し「今後、弟の身代わり行為を黙認することはしないように」と説いた。

 この男性は取材に対し「(身代わり行為は)もうしません」と話した。

 冒頭陳述などによると、弟は2012年12月、石川県加賀市で無免許で車を運転し物損事故を起こした際、無免許運転の発覚を免れようと兄の名前を告知。兄も免許を持っていなかったため書類送検され、罰金20万円の略式命令が出され確定した。

 昨年10月、弟が交通違反切符に兄の名前で署名し、有印私文書偽造などの容疑で逮捕され、その後の捜査で12年の身代わりが発覚した。福井区検が今年5月に再審請求していた。

 福井地検によると、納付された罰金は男性に返還する。

福井新聞社

最終更新:8/19(金) 8:03

福井新聞ONLINE