ここから本文です

ソフトバンク長谷川 頼むぞ天王山 3カ月ぶり先発守備でリズム

西日本スポーツ 8月19日(金)11時45分配信

 打って、守って、走って-。重たい空気の中でも長谷川は躍動した。5月14日のオリックス戦以来、約3カ月ぶりに左翼守備で先発出場だ。バットで同24日のオリックス戦以来の3安打猛打賞。足では本盗を決めた。「(3安打は)守備に就いたからというわけではないと思うけど、全力疾走をもう一回やっていこうと決めて試合に入った」。右足首の不安を感じさせない動きを見せた。

 2回2死一塁から左前打。福田の中前適時打で三進すると、細川の打席で一走福田がスタートを切った。「イメージはしていた。(二塁に)投げそうな雰囲気があったので、ギャンブル的にスタートした。準備はできていた」。捕手炭谷の二塁送球を確認した瞬間、本塁を突いた。重盗が決まり、楽々と同点のホームに滑り込んだ。

 4回には中越えの三塁打を放った。「最初から(三塁に)行くつもりだった」とフェンス直撃の当たりに、迷わず三塁を陥れた。6回も2死から右前打。ただ、この一打が6回以降のチーム唯一の安打では、反撃態勢が整うわけがない。

 2014年オフに受けた右足首手術の影響で、今季はDHでの出場が続く。内川の状態に伴い、久しぶりの守備に就いてのスタメン。テーマに掲げたのが全力疾走だった。「凡打でも全力疾走をする。そういう積み重ねで流れを持ってこられる。(最近は)凡打を凡打で終わらせてしまっていた。足の状態もあるけど、もう一回基本的なことをやっていかないと」。選手会長として、低迷するチームを活気づかせたかった。

 長谷川の復調は首位攻防3連戦に向けて、数少ない明るい材料だ。工藤監督は「DHだとリズムが取れないのかな。守って、走ってをしているとリズムが良くなっている」とうなずいた。覚悟を決めた長谷川が、札幌の地でも勝利へ疾走する。

西日本新聞社

最終更新:8月19日(金)11時45分

西日本スポーツ

スポーツナビ 野球情報