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ホンダ、渋滞緩和に向けベトナムで実証試験-年内に準天頂衛星で走行データ収集

日刊工業新聞電子版 8/19(金) 16:50配信

誤差数センチメートルという超高精度測位の優位性を生かす

 ホンダは経済産業省と組み、年内にベトナムで準天頂衛星システム(QZSS)により自動車走行データを収集し、交通渋滞緩和や事故防止、物流効率化などの新サービス創出に向けた実証試験に乗り出す。誤差数センチメートルという超高精度測位の優位性を生かした新事業領域を発掘し、日本企業の参画を通じて、新興国経済の発展を後押しする。自動運転関連技術をはじめ、自動車業界での衛星利用ビジネスの裾野が広がる。

 経産省が公募した「ベトナムにおける準天頂衛星システムを活用した高精度測位サービス実証事業」に採択された。ホンダは2016年度内に実証結果をまとめる。

 数十台規模の4輪車、2輪車に測位信号受信機を取り付け、市街地を走行。測位精度を評価するとともに、収集・解析データを用いた新サービスの技術的課題を洗い出す。同時にベトナム政府からヒアリングを実施し、法的、制度的課題と対応策を探る。

 ホンダは新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の事業で、タイでも同様の実証試験の実績がある。今回の実証ではビジネス機会調査に重点を置く見通しだ。

 準天頂衛星は全地球測位システム(GPS)よりも高精度測位が可能。日本では10年に準天頂衛星初号機「みちびき」が打ち上げられた。

 18年度から4機体制でのサービス開始を目指しており、23年度をめどに持続測位可能な7機体制の運用が計画されている。

最終更新:8/19(金) 16:50

日刊工業新聞電子版

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