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玄海原発の課題確認が終了 規制委、数週間内に現地調査

佐賀新聞 8月19日(金)13時2分配信

 原子力規制委員会は18日、九州電力が再稼働を目指す玄海原発3、4号機(佐賀県東松浦郡玄海町)の審査会合を開き、主な課題の確認を終えた。規制庁幹部は「論点はほぼ消えた。後は取りまとめの公開審査を2回ほど開いて終わる」との見通しを述べた。数週間以内にこれまでの審査内容を踏まえた現地調査を実施する考えも示した。

 この日の審査会合では、原子力事業者として技術的能力について、九電が組織体制や技術者確保の計画を説明した。規制委側からは1号機の廃炉を踏まえた本店と発電所の役割分担などに関し質問があったが、大幅な見直しを求める意見はなかった。

 終了後、規制庁の幹部は「九電に回答を求めていた指摘項目はもう残っていない」とした上で、公開審査は耐震設計の目安となる基準地震動や基準津波に応じた設計方針の説明など「多くて残り2回ほど」との考えを示した。

 今後、九電はこれまでの指摘事項を、約3年前の申請内容に反映させる補正書のまとめ作業に入る。規制委はこれを基に合格証に当たる審査書案の作成に着手する。現地調査は「これまで審査した内容を踏まえて現地の状況を確認するのが目的」としている。

最終更新:8月19日(金)13時2分

佐賀新聞