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上原ひろみ「音楽が本当に好きかどうかずっと試される」

TOKYO FM+ 8/19(金) 18:00配信

ジャズピアニストの上原ひろみさんが、8月18日放送のTOKYO FM「SCHOOL OF LOCK!」にゲスト出演。パーソナリティのとーやま校長とあしざわ教頭が、ジャズに目覚めたきっかけなどを聞いていきました。

とーやま校長「上原先生は何歳でピアノを始められたんですか?」

上原「6歳です。普通に親にピアノ教室に連れていかれて(笑)」

とーやま校長「それで、どこでジャズに触れたんですか?」

上原「8歳の時に習っていたピアノの先生が聴かせてくれて、楽しそうな音楽だなあって思ったのがきっかけですね」

あしざわ教頭「それまでやってきたものと全く違うっていう印象だったんですか?」

上原「音が踊っているみたいでしたね」

とーやま校長「そこからピアニストになろうと決意されたのは、いつくらいなんですか?」

上原「プロになりたいと思ったのは小6、12歳の時ですね」

とーやま校長「それもきっかけがあったんですか?」

上原「台湾で子供のためのコンサートがあって、そこで2曲弾いたんです。全く中国語とかが分からない中演奏をしたら、お客さんがみんな“ワァッ”て笑顔になってくれて。音楽って国境を越えるんだなってことを身をもって感じて、一生やっていきたいなって思いました」

とーやま校長「すごい! そこから高校を卒業されて日本の大学を経て、留学されているわけですよね。海外に行こうって思ったのはそういう経験があったからなんですか?」

上原「いつかは行こうっていうのはずっと思っていて、“今だ!”って思ったのが20歳の時ですね」

とーやま校長「その時って不安とか怖さはありましたか?」

上原「全くなかったですね。楽しみしかなかったです。“何が待っているんだろう”っていうワクワクとドキドキで」

とーやま校長「海外に行く前と行った後で、変わった事はありますか?」

上原「自分の育ってきた文化とか倫理観が全然違うので、そこが通じないっていうことですね。日本の人って悪くなくてもとりあえず謝るじゃないですか。でも、海外で仕事をしていると、誰も謝らないんです! 謝ったら負けみたいなかんじなんです(笑)」

とーやま校長「それって、ムカッときたりはしないんですか?」

上原「ケンカみたいにはなりますよね~。最終的にはハグして帰るんですけどね。ちゃんとライブが出来るようになるには、ケンカしないといけない事も時にはありますね」

とーやま校長「僕もジャズというものを詳しく語れる男ではないんですけど、一番の特徴は即興で演奏されているってことですよね」

上原「そうですね。毎日違います。起承転結で言うと、起と結だけ決まっていてその間はその場でつないでいく感じですね」

とーやま校長「例えばライブとかでは、どんな風にメンバーの皆さんと合わせていくんですか?」

上原「コード進行や一定のリズムやグルーヴが決まっていたりはするんですけど、あとは会話をするように、相手の目を見て呼吸を感じながらやっていきますね。パスを出し合って一緒にゴールを決めるみたいな感じですね」

とーやま校長「常にスリリングだし、ご自分でもハラハラする瞬間ってあるんですか?」

上原「どうなるか分からない。いつも冒険ですね。毎日どうなるか分からないっていうのはスリルと興奮があります」

あしざわ教頭「自分で止められなくなっちゃうみたいなこともあるんですか?」

上原「曲の長さとかも毎日違いますね」

とーやま校長「上原先生のパワーの源って、どこから来てるんですか?」

上原「音楽が好きっていうことです。本当に好きかっていうのがずっと試されますね

最終更新:8/19(金) 18:00

TOKYO FM+