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栗橋病院へ4791万円の運営費補助 久喜市、補正予算案に計上へ

埼玉新聞 8月19日(金)10時30分配信

 埼玉県久喜市は同市小右衛門の済生会栗橋病院の今年度の運営費として、4791万2千円を9月補正予算案に計上する方針を固めたことが18日、分かった。同市が同日、同市議会に報告した。市によると、同病院の運営費を市が補助するのは初めて。

 運営費の金額は特別交付税の算定基準をもとに算出した。また、これまでも市内の競艇場外発売場「ボートピア栗橋」の収益の一部が入る基金を使い、同病院が備品を購入する際にその半額を補助していたが(上限5千万円)、さらに施設や備品などの修繕費も補助の対象にすることにした。

 運営費や修繕については、同病院から市に補助を求める要望書が提出されていた。市は補助金の要綱を作成中で、運営費は次年度も計上される可能性があるという。

 同病院は、老朽化を理由に加須市への一部機能の移転を検討し、加須市と移転に関する覚書を締結している。久喜市などは覚書の白紙撤回を求める要望書を同病院などに提出。9日には久喜、加須市、同病院関係者らが出席し、病院のあり方を検討する委員会の初会合が開かれた。

 市健康医療課の担当者は「運営費には栗橋病院の現状も踏まえ、3次救急病院を目指してほしいという思いも込められている」と話した。

最終更新:8月19日(金)10時30分

埼玉新聞