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「粘り」武器に全国V 座間の女子小学生バレーチーム

カナロコ by 神奈川新聞 8月19日(金)12時15分配信

 神奈川県座間市を拠点とする女子小学生のバレーボールチーム「HAND TIGERS(ハンドタイガース)」が、今夏の全国大会で優勝した。6年ぶりに再結成したばかりだが、地区大会から全試合でストレート勝ちする快進撃を続けた。

 9~12日に開かれた「ファミリーマートカップ第36回全日本バレーボール小学生大会」(日本バレーボール協会など主催)に出場。6~7月の県央地区大会と県大会で発揮した圧倒的な攻撃力をそのままに、予選リーグと決勝トーナメントの全9試合を2セット先取のストレート勝ちを続け、全48チームの頂点に立った。県勢の優勝は初という。

 メンバーは県央地区を中心とする小学1~6年生22人。強豪ともなれば小学生とはいえ身長170センチ以上の選手は珍しくないが、チームで最も高身長の選手は163センチ。代表の佐久間真琴さん(60)は、レシーブ力を強化した「粘り強さ」が勝因と振り返る。

 前身の「座間HAND TIGERS」はメンバー不足により、2010年に大和市内のチームに吸収される形で解散したが、今年1月に再結成。他チームからの移籍組と初心者組が仲良くボールを追う。練習は火~木曜の夜と土・日曜の終日。夏休みも返上して汗を流す。この練習量が全国を勝ち抜く原動力だ。

 当初は練習場所の確保や用具集めがままならず、保護者らが練習の環境づくりに努めた。市外の学校も協力して体育館を提供し、OGがボールとユニホームを寄付した。

 キャプテンで座間市立東原小6年の中尾さん(12)は「ばらばらだったメンバーが再び集まってバレーができることがうれしい」と喜ぶ。次の目標は冬季の全国大会優勝だ。

最終更新:8月19日(金)12時15分

カナロコ by 神奈川新聞