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PM2.5対策 共同研究へ 本年度から川崎市と中国・瀋陽市

カナロコ by 神奈川新聞 8月19日(金)17時59分配信

 川崎市は本年度から、中国の深刻な大気汚染を引き起こす微小粒子状物質(PM2・5)の対策に向け、姉妹都市である中国・瀋陽市と共同研究を始める。3年間かけ、PM2・5の発生要因調査・解析を行い対策を検討していく。

 かつての激甚な大気汚染などの公害を経て蓄えた市の環境技術を生かし、国際貢献を図るのが目的。両市の職員を相互に派遣し合い、地球環境戦略研究機関と日本環境衛生センターの両機関とも連携する。

 PM2・5は自動車の排ガスや化石燃料を燃焼する工場などさまざまな発生源が考えられているが、両市の共同研究ではそれぞれの発生源がどの程度影響しているかを調査・解析。その上で発生源に応じた対策を検討していく予定。

 まず8月22日から5日間、川崎市職員4人を瀋陽市に派遣し、PM2・5のサンプリングや解析手法をレクチャーする予定。中国のPM2・5の越境汚染は九州では7割、関東でも4割影響しているとされている。

最終更新:8月19日(金)17時59分

カナロコ by 神奈川新聞