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韓国国防部、星州郡内の「第3のTHAAD配備候補地」を積極的に検討

ハンギョレ新聞 8月19日(金)7時59分配信

「星山砲隊以外の地域でも 軍事的効用性は大きく変わらない」

 ムン・サンギュン国防部報道官が18日、高高度防衛ミサイル(THAAD)配備の第3の候補地と関連し、「星州(ソンジュ)地域内における軍事的効用性には大きな差がないものと見ている」と述べた。

 国防部がこれまで最適地としてきた星山(ソンサン)砲隊以外の星州地域に対し、軍事的効用性を公開的に言及したのは初めてだ。ムン報道官の今回の発言は、すでに発表した配備予定地の星山砲隊にこだわらず、星州郡内の第3の候補地について積極的な姿勢で検討することを求める国防部内部の気流を反映したものと見られる。

 これまで星州郡内の第3の候補地としては、草田(チョジョン)面のロッテスカイヒル星州ゴルフ場と、金水(クムス)面の厭俗山、修倫(スリュン)面のカササギ山などが挙げられてきた。ムン報道官の発言はこれらの地域にTHAAD配備しても、軍事的に問題がないという評価と言える。

 ムン報道官は、ただ、THAAD配備地域の選定と関連し、「6つの考慮要素がある」として、軍事的効用性が唯一の基準ではないと述べた。国防部はTHAADの配備地域の選定基準として、軍事的効用性以外にも、安全や環境、工事費用など6つの基準を提示した。ムン報道官はまた、「(第3の候補地の)具体的検討は、地域住民たちの意見集約を基に進める」とし、「地域住民の合意された要請が前提」との立場を示した。

 第3のTHAAD配備候補地は今月4日、朴槿恵(パククネ)大統領がセヌリ党の大邱(テグ)・慶尚北道地域の議員たちとの懇談会で初めて言及し、「性急なTHAAD(配備)決定を自ら認めた」との指摘を受けた。大統領府は翌日、「選定された地域を変えるのは容易ではない」と説明しており、国防部もこれまでの「星山砲隊がTHAAD配備の最適地」との立場を繰り返してきた。

パク・ビョンス先任記者 (お問い合わせ japan@hani.co.kr )

最終更新:8月19日(金)7時59分

ハンギョレ新聞