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本社工場建て替え ショウワノート、18年3月完成

北日本新聞 8月19日(金)23時39分配信

 学習帳製造のショウワノート(高岡市佐野、片岸茂社長)は、本社敷地内で新工場を建設する。2018年3月の完成を目指しており、糸を使わない無線とじ製本ラインを新たに導入し、生産品目を拡大する。投資額は約20億円。

 1965年に建設された旧工場の老朽化に伴い、一部を残して全面的に建て替える。既に大部分の解体を終えており、20日に新工場を着工する。本格稼働は18年5月ごろを見込む。

 新工場は一部5階建て延べ約8千平方メートル。レトロなのこぎり屋根の外観とし、製造部門をはじめイベントや会議に使える多用途スペース、5階建てタワーなどで構成する。

 無線とじ製本ラインは、糸を使わず中紙と表紙を接着剤で固定する製法に対応する。旧工場から移設する糸とじ製本ラインと併用し、多様化するニーズに応える。

 タワーは、旧工場にあった立体倉庫のイメージを受け継ぎ、展望台や食堂などを備えたシンボル的な建物とする。立体倉庫に描かれていたジャポニカ学習帳の壁画に代わる新たなPR法も検討する。見学用通路を設け、産業観光の受け入れにも力を入れる。

 19日、高岡市内で会見して新工場の概要を発表した片岸社長は「高岡は主力の『ジャポニカ学習帳』の生産拠点であり、新工場を通じて地元に愛される企業を目指したい」と話した。

北日本新聞社

最終更新:8月19日(金)23時39分

北日本新聞