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【完全レポ】レキシ二度目の武道館、豪華すぎ面白すぎの夜を文字数大幅オーバーでレポートします

RO69(アールオーロック) 8/19(金) 13:50配信

レキシが、8月17日に全国ツアーの武道館公演「レキシツアー 遺跡、忘れてませんか?~大きな仏像の下で~」を開催した。RO69では、この模様をロングレポートでお届けする。

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●セットリスト
1 牛シャウト!
2 大奥~ラビリンス~
3 年貢 for you
4 Let’s 忍者
5 古墳へGO!
6 やぶさめの馬
7 KMTR645
8 寺子屋FUNK
9 SHIKIBU
10 salt&stone
11 最後の将軍
12 きらきら武士

アンコール
13 一休さんに相談だ
14 狩りから稲作へ
15 KMTR645


レキシ、5枚目のアルバム『Vキシ』のリリースツアー(全10本のホールツアー)のファイナル、「そんなとこまで客入れる!?」(ステージ左右斜め後方まで人を入れてた)ってぐらい超満員の、キャリア2度目の日本武道館。なのですが。このレポ、当然「上限これくらいの文字数で書いてください」というルールがあるのですが、ネタ多すぎ情報量多すぎゲスト多すぎそれらのゲストがやらかしてくださったことも多すぎで、全部ていねいに書こうとすると「芸能人が書いたうっすいエッセイ集」もしくは「根気のない大学生が書いた卒論」ぐらいの文字数になってしまいそうです。どうしましょうみなさん。うーん、とりあえず、なるべくはしょりながら書いていきます。上のセットリストと見比べながらお読みください。

ゲストは6組。まずシャカッチ、ゲストってより準メンバー的な扱いで、1曲目が始まった段階ですでにバンドと一緒にギター弾いてたし、その後も頻繁に出てくる。2曲目“大奥~ラビリンス~”の後半では「昔一緒にやってたバンドの曲」(by池ちゃん)ということで曲が“FUNKY烏龍茶”に変化、ボーカルをとり大喝采。8曲目“寺子屋FUNK”では池ちゃん&元気出せ!遣唐使(渡 和久 from 風味堂)とともに3人で歌とダンスを披露。意外とうまいマイケル・ジャクソン風ダンスでお客を唸らせる。
次は7曲目、ネコカミノカマタリ(キュウソネコカミ)。キュウソをバックに池ちゃんと城みちるのコスプレ姿のヤマサキ春の藩まつり……すみません、面倒なんでこのへんでレキシネーム書くのやめていいでしょうか。池ちゃんとヤマサキ セイヤで“KMTR645”を歌う、と思ったら勝手に“ファントムヴァイブレーション”を演奏し始め、《レキシはもはや俺の臓器》まで歌いきったところで池ちゃんに止められ、「違うやろ! やるのはこのみんなの曲、ほら、みんなの曲!」というフリに応えてオカザワカズマが弾き始めたイントロは“天体観測”。「おい! やめろ怒られる! みんなの曲やけども!」と池ちゃん必死に制止──という爆笑ミニコントを経て、“KMTR645”をやる。

三番手は9曲目“SHIKIBU”、ということでチャットモンチーのふたりがあでやかな十二単(風衣装)で登場、したと思ったらMVに出ていた劇団シキブこと八嶋智人が登場。しゃべるわボケるわ走り回るわ、自由にもほどがある言動で甚だしく進行を妨げ、池ちゃんに咎められるもそのたびに「あなたのライブ、こんなんだよ?」とつっこみ返し、爆笑をとる。レキシのライブにおいて池ちゃんが加害者でなく被害者になった超貴重な時間でした。1万人の前であんなにのびのびとアドリブでふざけられるハートの強さと、ダンスの時のやわらかな身のこなしにしびれました。

で、四番手、11曲目で“最後の将軍”で、まさかの森の石松さんこと松たか子、出てくるなり武道館ものすごいヒートっぷり、そのすばらしいボーカルにさらにヒート。曲終わりで思わず池ちゃん、「ちょっと石松さん、あなた全部もっていきましたね。あんなに湧いたこと、フェスでもないよ」。続く“きらきら武士”でも見事なハモリを聴かせてくれました。

で、アンコールの3曲目。最近ドラマに出ました(TBSの『99.9 刑事専門弁護士』)、その僕の従兄弟を紹介しましょう、というフリで、松本潤に扮した「やつもと潤」ことやついいちろうが出てくる、というギャグだったのだが、やついくん昔からこのパターンで「椎名林檎が出るというフリからヤワラちゃんに扮して出てくる」とかの役回りをやらされるのが定番になっているが、「マツジュンCDに参加してるわけじゃない」「いくらなんでもジャニーズ来るわけない」とみんな察し、「ああ、ここでやっつんかあ」という空気の、すさまじい針のむしろ状態の中への登場で、本当に気の毒でした。その気の毒さに本人はキレ、池ちゃんはうずくまるほど笑っておられました。

そして、“KMTR645”の最初のひとことはやついくんの声である、ということで、今度はレキシメンバーで“KMTR645”を演奏。ゲスト全員出てきて、にぎやかに、ハッピーに大団円を迎えました。

って、ほら。ゲストのこと書いただけで、文字数大幅にオーバーじゃないか。
これ以外にもまだ山のように書くべきことがあるのに。各ゲスト&各メンバーにまつわるネタや演出、もっと山のようにあったし(例:前回の両国国技館、遣唐使がドリカムのツアーで欠席して云々……というネタとか)、全13曲で3時間5分というとんでもねえ尺だったのはいつもどおりだけど、これまでの中で最も「笑いなどの演出」と「音楽そのもの」が密接に結びついていた内容だったことについても触れたいし、そもそも「ソウル・ミュージックやファンク、つまりオーセンティックなブラック・ミュージックの伝道師」としてのクオリティ、超上がってないか?ということについても言及したいし、そもそも音楽エンタテインメント・ショーとして、ロック界はもちろんミュージカルとか演劇とかに匹敵するようなレベルにまで達してないかこれ? ということについても書きたかったのに。ああもう。
とりあえず、レキシのライブ、全部ではないけど主要な大きな時はだいたい観ている身からしても、これ、過去最高では? というライブでした。池ちゃん、すごい。と、素直に感動した。
カメラ入ってたけど放送とか映像作品とかあるのかなあ。あってもズッタズタにカットされまくりだろうなあ、いろいろ差し障りがありすぎて。(兵庫慎司)

RO69(アールオーロック)

最終更新:8/19(金) 13:50

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