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国連大学が住民意識調査

紀伊民報 8月19日(金)16時32分配信

 国連大学(東京都)は、和歌山県みなべ町清川地域で、農林水産業の活性化や自然環境の保全などに関する住民意識について、アンケートを実施している。10月には同地域で住民参加のワークショップも開き、アンケート結果を基に課題や地域の将来について意見交換をする予定。町は、地域を見つめ直すとともに、町全体の活性化につながることを期待している。

 清川地域は世界農業遺産「みなべ・田辺の梅システム」の認定地に含まれ、梅や備長炭の生産が盛ん。国連大学は、地域の人々が山里や自然の恵みをどう管理しているか、地域活性化の取り組みをどう認識しているか、明らかにすることなどを目的にアンケートしている。

 国連大学の調査関係者が6月に清川地域を視察で訪れ、梅や備長炭の生産現場を見て回ったり、地元の人の話を聞いたりした。アンケートは町を通じて7月下旬に清川地域の住民100人を対象に配布。町が今月下旬に回収し、国連大学に届ける。

 アンケートは農業や林業、漁業活動などに関係して、地域の全員や何人かが共同で管理・利用している土地や河川、池などにどのようなものがあるか、管理や利用の状況が良いか▽農林水産業や生き物に関する、地域特有の知識や伝統、文化が親や年長者から若者へどの程度受け継がれていると思うか▽社会・経済的インフラは、地域での必要性に対して適切に整備されていると思うか―などの内容。

最終更新:8月19日(金)16時32分

紀伊民報