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米国債:利回り低下-グッゲンハイムは一段の低下の可能性を指摘

Bloomberg 8月19日(金)5時41分配信

グッゲンハイム・パートナーズは、米金融当局の安定した政策と今期に市場のボラティリティが高まる可能性が高いことを理由に、過去最低付近にある米国債利回りに一段の低下余地があると指摘した。

グッゲンハイムは17日付のリポートで、米国債は利回りがマイナスとなっている国の投資家を今後も引き付けると指摘。米金融当局が12月より前に利上げする可能性は低いことから、そうした海外の投資家が思いとどまることはないとの見方を示した。そうしたことから、グッゲンハイムは長期の米国債とストリップス債を選好している。ストリップス債は利付債の元本部分と利札部分が分離され、それぞれゼロクーポンの割引債として販売されるもの。ストリップス債の需要は米国債市場に対する強気な見方が高まっていることを示唆する。

シニアマネジングディレクター、コニー・フィッシャー氏率いるグッゲンハイムの金利チームは、「米国外では債券利回りが極めて低い、またマイナスとなっていることから、米国債利回りは相対的に妙味の高い状態が続くと考えられる」と指摘。「米国での高めの利回りは国外の資本を引き付け、利回りをさらに低下させる可能性がある」と続けた。

ブルームバーグ・ボンド・トレーダーのデータによれば、18日の米国債市場ではニューヨーク時間午後3時31分現在、10年債利回りは2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の1.53%。同年債(表面利率1.5%、2026年8月償還)価格は99 22/32。

原題:Guggenheim Treasury Bulls Send More of $240 Billion to Long End(抜粋)

Eliza Ronalds-Hannon

最終更新:8月19日(金)5時41分

Bloomberg