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日本株反発、原油連騰や米統計堅調が支え-資源上げ、指数不安定さも

Bloomberg 8月19日(金)7時59分配信

19日の東京株式相場は反発。原油市況の連騰や米国経済統計の堅調が支援材料となり、鉱業や石油、商社など資源株が高い。輸送用機器など輸出株、鉄鋼や非鉄金属など素材株も堅調。ただし、為替の不透明感などを背景に主要株価指数は一時マイナス圏に沈むなど不安定さも見せた。

TOPIXの終値は前日比4.88ポイント(0.4%)高の1295.67、日経平均株価は59円81銭(0.4%)高の1万6545円82銭。

しんきんアセットマネジメント投信の藤原直樹運用部長は、「米景気は雇用や消費が好調である上、早期の金融引き締めはなさそうとの見方もあるなど好環境だ」と指摘。世界的な金融緩和傾向による過剰流動性が意識されやすいこともあり、「1ドル=100円を超え円高がオーバーシュートしない限り、日本株には資金が流入しやすい」とも話した。

きょうの日本株は日経平均が前日に250円以上下げた反動もあり、資源セクター中心に上昇して開始。午前に一時127円高まで上げ幅を広げた。その後上値の重さを確認すると失速し、午前は小幅に下落して終了。ただし、一方的に売る動きも見られず、午後はおおむねプラス圏で堅調だった。相場を支えた要因の1つが海外原油市況の連騰だ。18日のニューヨーク原油先物は3.1%高の1バレル=48.22ドルと6日続伸、増産凍結観測や在庫減少などが材料視され、終値で7月1日以来の高値を付けた。

また、米経済統計の堅調も投資家心理面でプラスに作用。米労働省が18日に発表した13日終了週の新規失業保険申請件数は、前週比4000件減少の26万2000件と市場予想の26万5000件をやや下回り、7月の米景気先行指標総合指数は前月比0.4%上昇、市場予想は0.3%上昇だった。

為替に対する不透明感は根強いものの、きょうのドル・円は1ドル=100円台前半で推移。前日の日本株終値時点の99円90銭前後に対し、直近の円高の動きは一服した。米サンフランシスコ連銀のウィリアムズ総裁は18日、米経済には早期の利上げを正当化する十分な強さがあり、あまりにも長く待てば成長を阻害する高いインフレ率や資産バブルを招く恐れがあると警告した。岡三証券の小川佳紀シニアストラテジストは、「4-6月期決算で一部企業は為替前提を円高方向に見直したことで、1ドル=100円程度までの円高は織り込んだ。90円台が常態化しなければ問題ない」としている。

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最終更新:8月19日(金)15時41分

Bloomberg

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