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【個別銘柄】SUMCOや富士通が急騰、電線株高い、日ユニシス下落

Bloomberg 8月19日(金)11時50分配信

19日の日本株市場で、株価変動材料のあった銘柄の終値は以下の通り。

半導体関連:SUMCO(3436)が前日比12%高の911円、SCREENホールディングス(7735)が4.6%高の1180円、日立国際電気(6756)が3.9%高の1821円など。半導体製造装置メーカー最大手の米アプライド・マテリアルが朝方発表した5-7月期の調整後1株利益は50セントと市場予想の48セントを上回った。立花証券の内海清人アナリストはこの好決算が好感され、半導体関連株に期待買いが入ったと指摘。また、メリルリンチ日本証券が、台湾グローバルウェーハズによる米サンエジソン・セミコンダクターの買収合意について、SUMCOや信越化学工業に恩恵と指摘したことも好材料視された。業界再編による上位企業のシェア寡占化は競争軟化につながるとみる。

富士通(6702):9.3%高の512円。JPモルガン証券は18日付で投資判断を「中立」から「オーバーウエート」に、目標株価を390円から680円に引き上げた。コスト削減効果が徐々に発現、ビジネスモデル変革の加速に期待すると指摘、2017年3月期営業利益予想を1010億円から1200億円に上方修正した。ディスカウントしてきた目標株価算出のバリュエーションも平準化し、適用PERを10.9倍から15.6倍に変更。

電線株:沖電線(5815)が6.7%高の238円、昭和電線ホールディングス(5805)が4.8%高の66円、電線共同溝の鉄蓋などを手掛ける虹技(5603)が5%高の209円。政府は2020年の東京五輪に向け電線を地中に埋めて電柱をなくす「無電柱化」を進めると19日付の日本経済新聞朝刊が報道。政策投資銀行から電力会社や通信会社に資金を貸し出す仕組みを新たに設けて後押しするほか、国土交通省は16年度補正予算で事業費を数十億円確保するという。

ITサービス:日本ユニシス(8056)が5.3%安の1317円、大塚商会(4768)が3.8%安の4210円、日本オラクル(4716)が2.7%安の6130円。モルガン・スタンレーMUFG証券は18日付で3社の投資判断を引き下げた。新しい判断は、日ユニシスが「イコールウエート」、大塚商会と日オラクルが「アンダーウエート」。

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最終更新:8月19日(金)15時20分

Bloomberg