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「世界で暮らしやすい」都市ランキング10 1位は常連のアノ国

ZUU online 8月20日(土)10時40分配信

「世界で暮らしやすい都市ランキング」の2016年版が発表された。ランキングは、英エコノミスト誌が、世界140カ国の生活環境を5つの項目(安定性、医療制度、文化と環境、教育、インフラストラクチャー)ごとに、各100点満点で評価したものだ。

■住みやすい都市の黄金の法則とは?

トップ10は、オーストラリア、カナダ、ニュージーランドの都市が独占した。これらの都市の共通点は「壮大な自然」であることが広く知れわたっているが、生活するうえで重要視される医療制度や教育水準でも、軒並みトップスコアをだしている。

人口密度が低いのも特徴で、世界銀行によれば、1メートル平方あたりの人口数が日本348人、韓国519人、中国146人であるのに対し、オーストラリアはわずか3人、カナダ4人、ニュージーランドが17人と、その差は歴然としている。

一般的に、裕福で人が密集していない土地では比較的犯罪率が低くい。効果的にクリエイティブな側面を伸ばしていけるというわけだ。つまり、「裕福でゴチャゴチャしておらず、発展性に富んだ都市」が、「住みやすい都市の黄金の法則」ということになるのだろう。

それでは、「世界で暮らしやすい都市ランキング」トップ10を見ていこう。

■世界で暮らしやすい都市ランキングトップ10

10位:ハンブルク(ドイツ)95.0
9位:ヘルシンキ(フィンランド)95.6
8位:オークランド(ニュージーランド)95.7
7位:パース(オーストラリア)95.9
5位:アデレード(オーストラリア)96.6
5位:カルガリー(カナダ)96.6
4位:トロント(カナダ)97.2
3位:バンクーバー(カナダ)97.3
2位:ウィーン(オーストリア)97.4
1位:メルボルン(オーストラリア)97.5

オーストラリアのメルボルンは6年連続で首位を獲得した。オーストラリアからは、アデレードとパースの合計3都市がトップ10入り。カナダからも3都市が選ばれている。過去5年間の推移を見たが、常連だったシドニー(豪)とハンブルク(独)の入れ替え以外に、大きな変化はなかった。

■政治面での安定性も評価に反映

創造性をもって生活できる環境には、政治面での安定性も大きなカギを握っている。政治的、あるいは宗教的暴力の象徴であるテロリズムの危険にさらされている都市は、決して住みやすいとはいえないはずだ。

シドニーが圏外に姿を消した背景にも、2014年のカフェ立てこもりテロがあり、そうした観点から考えると、米国や欧州の主要都市があまりランクインしていないのも納得がいく。

ランキングの最低位10都市では、ウクライナのキエフ、カメルーンのドゥアラ、ジンバブエのハラレなど、テロや犯罪が連日のように報道されている都市ばかりだ。評価点では「安定性」が10点という都市もある。(ZUU online 編集部)

最終更新:8月20日(土)12時15分

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