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松山英樹 今季ベスト「64」にも首ひねる

ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO) 8月20日(土)9時44分配信

3週ぶりのトーナメントの週末で堂々の優勝争いだ。ノースカロライナ州で開催中の米国男子ツアー「ウィンダム選手権」2日目。8位から出た松山英樹は6バーディ「64」(パー70)で回り、通算10アンダーとして首位に2打差の2位タイに浮上した。

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「ナイスプレー!ヒデキ!」「グッドラウンド!」。18番ホールから引き上げる松山に、帰路に着くファンの声が飛ぶ。そんな激励に答える「サンキュー…」のトーンはどこか低い。今季ベストスコアをマークした感想は「ヘンな感じがある。何でこんな位置にいるんだろう…こんな位置にいる状態じゃないのにな…」と、充実感が伴わないものだった。

連日の強い日差しを浴びながら、1Wショットで349ydを記録した前半5番(パー5)、2オン2パットで最初のバーディ。その後は“ピタッと”フィニッシュをとるシーンも増え、フラストレーションは次第にグリーン上に集約されていく印象を周囲に与えた。

後半インでエンジンがかかる。10番で6mのバーディパットを沈め、12番(パー3)の第1打はグリーン奥のエッジから下り傾斜でピンそば60?にピタリ。右ラフから3mのチャンスを作った14番から2連続バーディを決めると、17番で5mを沈め6つ目のバーディを決めた。

パーオンを逃した2ホール、7番と16番(いずれもパー3)はグリーンエッジ、バンカーから寄せワンでピンチを切り抜けた。そんな抜群の安定感を誇ってノーボギーでまとめても、本人納得のショットは「しいて言えば1回か2回という感じ」だという。

「悪くはないと思いたいんですけど、悪いんですよねえ。いまはまだ、グリーンをとえられているので楽になっている。イメージした球が出ないのがしんどい」。今季2勝目に向けた争いについても「あまり考えずに、この2日間みたいなゴルフができれば自ずと上にいるのかなと思う。少しでも状態を上げられるように頑張りたい」と控えめだった。

内容に満足できないながらも、タイトルを奪い合うべき週末のポジションには違いない。後半は、2週前の「トラベラーズ選手権」最終日にツアー最少の「58」を叩き出したジム・フューリックと同組で競い合うようにバーディを取り合った。

松山はフューリックについて「5番でイーグルを獲ったあたりで、途中までは『調子がいいのかな』と思ったけれど、そこから球がまっすぐ行かなくなって、どうしたんだろうと思った。それでも伸ばしてくるところは、さすがですよね」とスコアメーク能力に感嘆。……ひょっとしたら、3日目も一緒に回る相手も同じように思っているかもしれない。(ノースカロライナ州グリーンズボロ/桂川洋一)

最終更新:8月20日(土)9時58分

ゴルフダイジェスト・オンライン(GDO)

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